カテゴリ:カテゴリ未分類
現代自動車は昨年、米国、欧州で80万台以上を販売するなど輸出が大幅に増加した。しかし、日本では販売不調で、最近トヨタ、ホンダ、日産など日本車の国内販売が急増しているのとは対照的だ。現代自動車が法人設立から7年たとうとしている日本市場に定着できない理由は何か。専門家らは、日本車に比べて現代自動車のブランドイメージが低いせいもあるが、マーケティング戦略にも問題があると指摘する。 ペ・ヨンジュンがCMに出ても売れない理由 現代自動車日本販売法人の現代モータージャパンは、2005年9月から中型セダン・ソナタ(排気量2,400cc)の販売を開始した。『CAR GRAPHIC』のような日本の自動車専門誌もかなり好意的な評価を下した。 現代自動車は、ソナタの車名が日本の主婦に人気のペ・ヨンジュン主演のテレビドラマ『冬のソナタ』と同じという点に着目し、今年夏までペ・ヨンジュンをモデルに起用、新聞、テレビなどで大々的に広告してきた。当時の現代モータージャパン社長は「ソナタは日本市場開拓のためのカード」と強い意欲を示した。しかし、今年の日本の月間平均ソナタ販売台数は20台程度。国内で1カ月に1万台売れているのと比較すると、散々な結果だ。 ペ・ヨンジュンを広告に登場させて、「ヨン様」ファンの30-0代の主婦にソナタを売ろうとした戦略自体、間違っていたという指摘が多い。 「日本の主婦は、ソナタのような大型セダンには乗りません。主婦は買い物に便利な小さくてカワイイ多目的小型車を好みます」。在日韓国人のホン・ヒョンスさん(37)=医師/大阪市阿倍野区=は「中大型セダンは40代-50代の男性が主として乗るほかには、韓国とは異なり市場も大きくない」とし、「むしろ、TB (クリックの日本名)のようなハッチバック(後背部ドアが上に開く小型車)をペ・ヨンジュンが広告していれば、主婦にアピールできただろう」と話した。 チェ・ウォンソク記者 2006/11/27 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.29 09:28:38
コメント(0) | コメントを書く |
|