テーマ:街でみかけた奇妙なもの(502)
カテゴリ:きみょうなもの(peculiar)
昔々に、禁酒法時代なんてものがあったアメリカは 今でも、お酒に対しては結構保守的で 戸外で飲酒することは禁じられているし 日本のように駅のホームにお酒の自動販売機があるなんてことは ありえない国である。 お酒の規制に関する法律は 州によってずいぶん違う。 その昔、私が学生をやっていたころは、 ニューヨーク市では、日曜日にはお酒が買えなかった。 (買って帰るのは禁止だったが、レストランで飲むのはOK) 聖なる安息日にお酒を買うなんてことはトンでもない という宗教が関わった法律である。 買えはしないけれど、 飲むことで逮捕されたりはしないので 当然のことながら日曜日にパーティなどもある。 日曜日のパーティに持っていくお酒は 前日の土曜日に買っておかなければならないので とてもめんどくさかった。 それからしばらくたって 規制が緩和され、 お酒の売買禁止は日曜日の午前中だけになり 正午以降はお酒が買えるようになった。 日曜日の午前中にお酒を買う機会というのは もともとあまりないので その後は、その法律のことは あまり気にかけないようになった。 だから、その法律が実は数年前に さらに緩和されていたなんて、ちっとも知らなかった。 それを知ったのは、この前の日曜日の早朝だった。 日曜日、午前3時~午前8時まではビールおよびワインは購入できません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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