小児科医パパの日常的非日常。

たくさんの祝福のコメント

ありがとうございます。

さて

今回の話を・・・。




以前のＰＯＳＴでも
幾度か話したことはありますが

かみさんが息子（今は３歳９カ月）を妊娠していたとき

在胎３７週３日で
胎盤早期剥離を発症しました。

そのときの話は
もう詳しくは書きませんが
もしよろしければ
胎盤早期剥離に関して調べてみて下さい。

希望的な単語は
何一つ書かれていないはずですので。

で

幸い命を取り留めた息子とかみさんのその後の様子は
今までの過去ログの通りです。





そして今回。

前回が帝王切開だったので
今回は始めから予定帝王切開でした。

予定帝王切開は
陣痛が来る前に行うことが前提なので
特に問題が無ければ
通常
正期産内のやや早めの日に予定します。

帝王切開の予定日は
前回の状況や
今回の経過などで
産科の先生と一緒に決めます。

今回

推定体重が小さめで推移してはいましたが
前回の胎盤早期剥離が３７週３日のことだったので
私とかみさんとで相談して
帝王切開の予定を
正期産ギリギリの３７週０日で産科の先生にお願いしました。

それが４月２２日。

午前９時に手術室に入る。

入院は前日の４月２１日。




の予定だったのですが・・・。




帝王切開予定日の午前０時ちょっとすぎ

あと９時間もすれば手術室に入る時間。

私の実家で息子と二人で眠っていたとき

かみさんから私の携帯に電話がありました。

陣痛がきたとのこと。

前回帝王切開で陣痛がくると
子宮破裂の危険が高まります。

週数が全然まだまだであれば
薬で抑えることもあるでしょうが

すでに日付は３７週０日。

帝王切開予定時刻までのあと９時間を
待つ意味が無い。

ということで

今回も

緊急帝王切開になりました。

とはいっても
前回の緊急事態とは
緊急の重さが明らかに異なるし
私自身も気持ち的に区別したいので

夜間動いてくれているスタッフには申し訳ないのですが
准緊急ぐらいの位置づけで。

急きょ

寝ている息子をオヤジに託して

オフクロと病院に向かいました。




で



４月２２日の午前２時ごろ

娘が誕生しました。




週数はギリギリ正期産でしたが

体重が２１５０ｇと
ちょっと小さめだったので

元気は元気なんだけど

新生児センター入院となりました。



かみさんも

今回は特に問題なく
手術室から出てきました。




かみさんの入院期間は９日間ぐらい。

娘の入院期間はたぶん２週間前後かな。




深夜にもかかわらず対応してくれた
産科のスタッフと
小児科のスタッフと
手術室のスタッフと
その他関係各位に
感謝感謝。
感謝感謝です。




今回は
小児科医じゃなくて
父親業に徹しさせてもらいました。

ありがとうございます。