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カテゴリ:霊能者ミッフィー
とらひめちゃんから借りた本のなかの一冊、川上弘美の「龍宮」を読んだ。
読み始め、読んでる途中、そして読み終わって、 「うーん、個人的にあまり好きではないなあ」と思った。 私にはヘンな拘りがあり、負けず嫌いなのか、読み始めた本は滅多に途中でやめない。 この本の前に読んだ、角田光代の「空中庭園」がおもしろかったから、かもしれない。 (登場人物すべてが、あるラブホテルにこだわり過ぎることを除いて)
本の最後のページに、文春文庫 の広告が挟んであり、 その広告には「空中庭園」が映画化されて(主演/小泉今日子)10月全国ロードショー、とあった。 どなたか観に行った方は、ぜひ感想をお聞かせください。 また、その広告には、「龍宮」が いとおしき”異類”との交情を描いた八つの幻想譚 (譚はタンと読むんだって。漢和辞典で調べた) と評され、「秋の100冊フェア」に認定されていた。
「変った人」と感じる人との出会い、ってありますよね。 この本を読んで、今まで出会った人に「海の生き物」っぽい人がいたか、考えてみた。
思いつかない・・・。
犬、猫、キツネ(狸とうまく区別できない)、を率いている人。 (というより、そういう動物に憑依されてるか、守られてるか。複数の場合もあり。)
カエル、ヘビ、カメを載せて歩いてる人。 (これは、そういう生き物を祀っている宗教とか神社仏閣があるそうです。)
そういう人たちはたくさん見たことがあるけれど、同じ哺乳類でも イルカやセイウチを思わせる人には出会ったことがない。
ただ、動物霊の影響で一番強く出るのは、本能的欲望です。 食欲と性欲。 動物には理性や節度がありませんから、その欲望を満たすために物を盗んでみたり、 暴力を振るったりします。説明しても無駄です、動物には言葉は通じませんからね。 本人には全く自覚がありません。 取り憑いて身体を乗っ取った霊が、「私はXXX(名前)だ」と、その人間になりすますから。 もちろん、取り憑かれる人間には、それなりの「素質」があるからですけどね。 よく言うでしょう?悪い心が起こったとき、自分の中の天使と悪魔が囁く、って。 その天使を完全に追い出して、悪魔だらけになった、という感じでしょうか。
この本を読んでいて、妙にセクシュアルな場面が出てくるんですが、 私はそんな風に受け取りました。本能的以外の何物でもない。
動物霊が必ずしも悪いのではありません。 私の友人の一人に、いつも猫を連れている感じを受ける人がいました。 ある時、彼女の首に猫が巻き付いていました。 薄いベージュのような、薄い黄色のような色をした猫。 不思議に思って彼女に聞いてみたら、 「ああ、それは私が飼っていた白猫ね。長生きして亡くなる頃には黄色っぽくなってたわ。」 と、嬉しそうに答えました。 きっと彼女は喉が弱いのでしょう、猫は彼女を守ろうとしていたのです。
今日は珍しく雨降り。 昨日の夕方、秋の花を探しにガーデンセンターに行きたいのを堪えて夕飯の支度をし、 今日は思い切り、庭弄りをしようと思ったのに・・・。 また読書もいいでしょう。
実は昨日、日記を更新しようとしてエラーになり、できませんでした。さて、今日は大丈夫かな?
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