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テーマ:旦那さんについて(2446)
カテゴリ:家族
先週の金曜日、こぶ平のリタイアのプロセスの一環で、 私のサインが必要な書類がある、と言うので、一緒に行ってきました。 その後、 「ちょっとオフィスに寄るから、君は車の中で待ってて。」 と言われたけど、彼の「ちょっと」は30分~1時間掛かることを知っている私は、 「いやよ、本もないし・・・。」と言い、 こぶ平は しぶしぶと 「じゃあ、一緒に来る?すぐ終わるよ。」と、初めて私をオフィスに連れて行ったのでした。
オフィスで会う同僚に、ひとりずつ私を紹介すると・・・ 皆さん一様に「え?」という顔をしてから、右手を差し出し、握手をしました。
私は結婚してからというもの、ほとんどこぶ平の職場に行ったことがありませんし、 職場のイベントにも、いつも誘われません。 日本勤務になったときに、「ここではパーティーが多いと思うから。」と言われ、 慌ててロングドレスを購入したものの・・・出番はなく、今でもタグがついたままです。 こぶ平は友達も少ないので、家に連れてくることもあまりありません。 たまに、軍の施設で一緒に買い物をしていて、こぶ平の知人や同僚に会っても、 相手は私に一瞥をくれるだけで、挨拶もしないし、こぶ平も私を紹介しません。 「なんでかな?」と、ずっと思っていたけれど、特に職場の人と(しかも英語だし) 交流を持ちたいわけでもないので、黙っていました。
金曜日は、夕方から、こぶ平の「リタイアのお祝い」として、 職場の同僚、上司、個人的な友人をダウンタウンのバーに招き、 そこでちょっと飲んでから、野球観戦に招待しました。(男性のみ) タクシーで近所に住む友人2人と共に帰ってきたのは12時近く。 私は起きていましたが、パジャマだったのでベッドルームで待機していたら、 それからガタガタとパティオに出て、3人で葉巻を吸い、解散したのは1時半。
ま、楽しかったなら、いいでしょう。
そして翌日、何となくこぶ平に聞いてみました。 ミ「ねえ、昨日オフィスで会った人たち、みんなとても感じが良かったけど、 ちょっと驚いたような顔して私を見てたように思うんだけど、何か言ってた?」 こ「ああ、あれ、うん、言ってたよ。ある程度飲んでから聞かれたよ、 こぶ平さん、今日連れてきた女性、本当に奥さんなの?って。あはは。」 ミ「どういう意味?」 こ「どう見ても、こぶ平さんには若すぎるから、だって。だから言ってやったよ、 ボクは口やかましいエラそうなオヤジだから、若いカワイイ奥さんが来るんだ、ってね。」 ミ「・・・・・・(意味不明じゃん)」
私たち夫婦は、仲は悪くないけど、ある意味「冷めている」ので、 お互いの写真を持ち歩いたり、オフィスに飾ったりしないのです。 それで、私を見たことのない人たちが偶然、こぶ平と一緒にいる私を見ても、 「愛人」だと思われていたらしい。
なんだか、嬉しいような、迷惑のような「謎解き」でした。
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