|
カテゴリ:芝居
松本流の松本幸龍さん主催の『たつの会』に行ってきました。
これは幸龍さんのお弟子さんたちの発表会です。 午前11時開演、すべて終了したのは午後8時半。 一日がかりなんですね、皆様お疲れ様でした。 今回は名執のかた(松本のお名前を頂くことですね)が3名いらっしゃいます。 日本舞踊を見るのは2回目くらいかな? 最初はすごく小さい時に、叔母の舞台を観たのが最初でしょうか。 会社の友人が幸龍さんのお友達であり、ここ何年か歌舞伎を見る機会もあるので 日本舞踊も見てみようと思い、今回チケットを手配して頂きました。 私は第二部の途中「手習子」から見ました。 お目目がくりくりしてて、かわいらしいです^^ 後見さんが傘を手渡す時に、ちょっとカツラにぶつかってしまったり、 花道に置いた傘が落ちてしまったりと、ちょっとハプニングもありましたが無事終了。 そのあとの「汐汲」で踊った子は、なんとまだ15歳だそうです。 ハーフ?だそうで、とってもかわいくてお人形さんみたいでした。 それに踊りも堂々としていて動きもキレイで、思わずため息でちゃいますね。 「三つ面子守」泣き出した子供をあやす為に「おかめ」「ひょっとこ」「えびす」 の三つの面の使い分けがすごいです。 お面を付けるとき、顔にカポッとかぶせてたけど、口でくわえてるのかな? ちょっと不思議でした。 「鷺娘」これは歌舞伎でもよく演じられます。 これは今回名執のかたの1人、松本幸美玖さんです。 衣装の早変りがあるため、何枚も着物を着ててとても重そうで大変だな~って思います。 でもとっても美しかったです。 途中、名前入りの手ぬぐいが投げられて、 二つゲットしたお隣の席のおばちゃんに譲っていただきました♪ 最後は羽ばたいた姿で幕なんですが、 着付けが悪いのか後見さんの手際が悪いのか不明ですが 腕が出ちゃってたのが残念でした。 「越後獅子」以前一度だけお会いした事のある松本幸凛さんです。 一本刃の下駄を履いて、新体操のリボンのようなものを持って踊ります。 これがもうすごいっ!の一言に尽きます。 あの下駄を履いて片足でチョンチョンしながらリボンを大きく振ります。 バランスとるのも大変だし、腕の力も相当使って大変だったと思います。 観客も拍手喝采でした。 「二人椀久」待ってましたっ!椀さま♪ 松山太夫という花魁に入れあげた久兵衛さん、派手な遊びが余りに増長したため、 親類縁者によって座敷牢に入れられてしまいます。 太夫恋しさの余り狂乱して頭巾(紫の頭巾はキ○ガイという事^^;)のまま 往来をさまよい歩いたという実話を舞踊化したもので、 久兵衛が座敷牢から抜け出して松山の幻を見、在りし日の思い出を踊りますが、 やがて松山の幻は消えて一人わびしく残されるという話し。 椀久を松本幸水夕さん、松山太夫を松本幸雅さんが踊ります。 う~ん、お2人とも美しすぎます。 以前歌舞伎座で見たときよりも感動してしまいました。 やはり素人さんのほうが気持ちが入っているんでしょうか。 最後に松の木に寄り添う椀久さん、歌舞伎とは違う演出でよかったです。 「扇獅子」こちらも今回名執りの松本幸多さん。 女優さんとしても活躍してらっしゃる木村多江さんです。 やはり、どこかでスケジュールを調べてくるんでしょうか、 一気に観客が増えましたw 黒い芸者さんのお着物で花道から登場です。 顔、ちっちゃ~い! スラリとして美人です~。 やはり華がありますね。 堂々して、踊りもお姿もとても美しくて、うっとりしちゃいました。 最後は「玉兎」 たつの会会主の松本幸龍さんです。 カチカチ山のお話みたいですね。 やはりさすが幸竜さん、松本流だなって思いました。 なんとなく市川染五郎さんを連想させる動きに見えたんです。 家元が染五郎さんだから当然と言えば当然なんですけどね。 とても凛々しくて素敵でした。 誘ってくれた友人は、お手伝いが忙しそうだったので、 ちょっとだけ挨拶して帰りました。 幸凛さんに「すごく良かったよ~」って伝言お願いして^^ 日本舞踊もまた見たいな~って思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.29 19:33:44
コメント(0) | コメントを書く
[芝居] カテゴリの最新記事
|