テーマ:ペンギンさんの南極日記(500)
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今日の話題は、「南極とお金」です。
南極に越冬するとお金の感覚がなくなります。なぜかというと衣食住が保証されているからです。そうだといっても「物」に関しては私物と公物の二通りがあります。 私物は、これは他人が勝手に取り上げることはできません。当然ですが!公物は、食料を例えると隊員の共通の物ですから、調理担当が管理して公平に使うのが原則です。 ただし、一度与えられた物、お菓子や缶詰などの食料は個人の物となります。一度確保すると自分の物です。配給と一緒です。お金を介在させないので他人の物がほしくなったらもらうか、物々交換ということになります。すなわち、希少価値のある物は日本で安価であっても大きな価値があります。逆にいくら日本で高くても必要がなければ価値はありません。 今考えてみると、お金のない社会ってこういうことなのかな?って考えます。物ってあるエネルギーを形に変えた物?時間とか材料とか場所とかが形になってある対価になっているだけなのかな?と思います。 ■PEN□ ladder-bypass shop お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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