うずら
今、鶉の卵をゆでているところ。そう言えば鶉を初めて見たのはカリフォルニアでだった・・・鶉の卵は、イメージとして凝ったお弁当に入っているものという「日本」のイメージが強いのだけど。韓国スーパーをうろうろしてたときに「メチュリアル!!」と叫んで頬ずりせんばかりに鶉の卵パックを嬉々として取り上げたのはAだった。Aにとっては「メチュリアル」(鶉の卵)は韓国の味らしい。やっぱりそうだったか・・・。アメリカじゃあ普通に売ってるところ見たことないしねぇ~~。食べてるところも見たことがないし・・・。ところで、カリフォルニアの山のほうに行くと丸々とした小柄な鳥がせわしげにヨタヨタと揺れながら足早にささっと通り過ぎるのを見ることができる。最初見たときは「なんじゃありゃ」と思わず口走ったものですがそっけなく「鶉だよ」と言われたときにはとっさに信じられなかったものだった。「ええ~~!!「鶉の卵」の「鶉」ってあれぇ~~??」と思ったものだった。でも、見慣れると鶉に遭遇したくなってくる。なぜなら、あのヨタヨタと走りすぎる姿とそれに合わせてゆらゆらと揺れるトサカ部分の揺れがなかなかユーモラスだから。それに、なかなか色鮮やかな素敵な鶉もいるのだ。(あ、色鮮やかなのはオスで、茶色いのはメスだと思うのだけどね。)でも、何よりも、人や車が側に来るとさっと草陰に隠れてしまうからかなかなかじっくりと観察することが出来なくてそういうつれないところも「鶉に遭遇したい!!」という欲求を高めるものかもしれないと思う。そんなわけで今日は鶉大特集。うう、いいねぇ~~。しかし、こうやって鶉に惚れ惚れしてる自分が鶉の卵を食べてるなんて・・・ちょっと嫌だわぁ~。ぷちっ。