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【安心の宅急便でお届け】『PS2』CLOCK ZERO～終焉の一秒～

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攻略終わりました～！
いつものように簡単な感想を書いてみます。ネタバレ注意！


とはいえ、どこまで私に書くことが出来るか・・・難しいよ～。
ゲームの内容を説明するのも大変だしね。
時間軸とか時空とか跳躍とか夢とか量子とか未来とか……。
ＳＦ乙女ゲーってことでいいのかしら？（まとめすぎ）

うん、でもすごい充実感はありますね。やったった！みたいな（笑）
ボリュームがすごかったんですよ～。
パンドラ終わってからコツコツ遊んで、やっと終わったんですから…。

そもそもは、「小学生」ですよね。これが一番気になるところ。
私もプレイする前は、「小学生が恋愛するの？」っていう単純な疑問…というか不安。
でもそんな単純じゃなかったっス。当たり前だけど。

主人公は小学校６年生の１２歳。周りの男の子も１２歳や１１歳。
基本、その時間軸でお話は始まり進むのですが、
別の時間軸の未来から来たある人が、主人公がいる時間軸に干渉し、
主人公の精神のみを、自分が来た時間軸…１０年後の未来で眠っている
２２歳の主人公の身体に転送してしまうんです。
これ以上詳しく書くとネタバレにも程があるので控えますが・・・
言ってること分かりますか？（汗）
私も最初はポカーンでした・・・。

こういう経緯で（？）、大人バージョンが発動するわけですねー（笑）
しかし、その１０年後の未来は主人公が暮らしていたのとは違う時間軸。
１０年後の大人の姿になった男の子たちの中には、主人公を知らない子もいます。
要するに、その時間軸の過去に主人公と出会っていないから。
ついこの前まで一緒に遊んでいたりしたのでショックですよね。
知っているのに知らない・・・みたいなことですから。

あ、これは基本的に切ない恋愛です。
もちろんハッピーエンドは迎えられますが。
10年後の未来で共に生きていくのか、帰還して小６に戻るか…簡単に言うとそういうＥＤ。
でも、未来に残るなら、今まで生きてきた生活を全て見捨てることになる。
家族も友達も諦めなくてはならない。
帰還するならば、10年後の世界で好きになった相手と別れなければならない。
しかも戻った過去ではその記憶は次第に消えてしまう。
さらに一番つらいのは、過去と未来、同じ人間でも時間軸（時空）が違うので、
別人になるわけです。共有した思い出も違うわけです。
すみません…説明下手で…何言ってるかわからないですよね＾＾；

ハッピーエンドを見ているのに、なんだか涙が溢れてきました。
死に別れてしまうとか、表立った（？）悲恋というわけではないんだけど、
どこかこう…切ないんですよね。
でも主人公や男の子は幸せになってる。やっぱハッピーエンドか！？みたいな。

ゲーム中、ちょっとモヤモヤが残ったことがあったのですが、
それはクリアすると見られるシナリオで全て解決されました……と思います。
ボリュームがあるので周回プレイするのも大変ですけど、
コンプしないといけないゲームですね、これは。

キャラクターもよく造られていて、どのキャラも色んな意味で人間味あふれてる。
個性的な面々なので、小学校時代はとても楽しく過ごせます。
大人になると甘さも相まって、そういう楽しさもありますけどね（笑）
おまけで後日談なＳＳが読めるので、もうこの１本で全部完結しちゃってるかな？
ＦＤとか出るんだろうか・・・移植はしそうだけどｗｗ

切ないのは切ないけど、それだけじゃなくて…なんだかほっこり出来る部分もあって。
遊んだあとは不思議な気分になりました。長かったけどね。
良く出来たお話だと思います。理解するのに時間掛かったけど＾＾；
ま、声優さんの「小学生ver.」と「大人ver.」の演技の違いも楽しめますし、
絵は綺麗だし、S.Y.Kな小ネタもあるし、ほんと面白かったです！

色々難しい印象を受けるかもしれませんが、全ての発端は
ある人の主人公に対する深すぎる愛情なんです。病んでるほどの。
あ、どのルートでもとっても愛されるので、その点はもうウハウハですよ！（笑）

小学生ってどうなの・・・から始まりましたが、プレイ出来て良かったです！
ありがとうございます！
気になってる方には、ぜひとも遊んで戴きたいですｖｖ