まるぼぁな日々

土曜日、ヌシャテル近くにある、
ローマ時代の影響が色濃く残るアヴァンシュ(Avenches)という町で行われた
野外　オペラァ～　に出かけてきました。



まだまだ日差しの強い夕方、車で1時間ほどかけて向かいました。

隣接の美術館があったんですけれど、
フランス語ばっかりで、まるぼぁ氏の いじめ かと思いました・笑。

まるぼぁ氏が美術館を堪能中、私はさっさと外へ出て、
のんびり木陰でぼーっとし、
鳥が気持ち良さそうに鳴いたり、飛んだりしているのを眺めておりました。
やっぱり自然は癒しだ。




　　開演は9時から。

　　リッチに指定席！　

　　という訳にはいきませんので
　　お尻が広がって硬くなりそうな
　　サイドの石畳に席を陣取りました。

　　周りの皆さん、クッションに、
　　手作りサンドイッチとワインを持参で、
　　やっぱり慣れてるなぁ～と、
　　まるぼぁ夫人、感心しておりました。


一方私は、日本だったらビールにおつまみでぷはぁ～だな、お弁当も恋しいな、
と持ってきたい草マットであぐらをかいておりました。


ステージの前方に、わらわらとオーケストラ陣が集まって、
調弦したり、練習したり、開演前のザワザワ感に私も興奮気味。
この間、空いていた席もじゃんじゃん埋まっていきました。


そうこうしていると、いきなりオペラァ～が始まりました。

　　生まれて初めてのオペラは、イタリア語ですし、
　　ストーリーはいまいち分かりませんでした・笑。

　　ステージ脇に、フランス語とドイツ語での
　　字幕が用意されていたので、
　　頑張って理解してみようと
　　無謀な努力をしてみた結果、

　　「私の息子が・・・・・・・・・」

　　「・・・・・・・私の心が・・・・・・」

　　
　　と何の手掛かりも得られず、
　　撃沈でしたー。


まるぼぁ氏に、内容説明を求めてみたところ、
彼も「？」で一杯だったようで、オペラって複雑なんだわーと、
オーケストラと躍動感溢れるステージを楽しみました。




照明も変化があり、ステージに釘付け 　


30分間の休憩中、
まるぼぁ氏に内容についてちょっと聞いてみたら、
いきなり隣のおば様達に話しかけ、ざっくり内容をゲットしておりました。
この辺りのまるぼぁ氏の社交性には、いつも感心＆感謝です。
ついでに、おば様達がポンっと開けたシャンパーンまでご馳走になりました
(ちゃっかりおかわりまで！ メルシィボクー)
　 　


　 　　　　　　　　 客席は4千人位で大賑わい 　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　 フィナーレ
　　

かなりざっくりですが、内容も少し理解できたので、
後半は夢中になっている間に終わりました。
気付けば、夜中の12時過ぎ。

開演時にはまだ明るかった会場も、星空に変わっていました　


帰りの車中は、即席「まるぼぁオペラハウス」に早変わり。
まるぼぁ氏の会話が、歌に乗ってやって来ました。すっかり気分はオペラ歌手。ウケル。
かなりご満悦の様子で何より。
私も、とても満喫しました！


最近、学校もひと休みで家にいる時間が多く、
時間を無駄に過ごしている気分で、
自分のやりたい事・できる事を考えすぎて、頭がイタタタタッでした。

しかし、ボケボケしている暇はなし。
夏を楽しみつつ、進むどぉー。







真夜中のレマン湖。
おっ月様の明かりが湖を照らしていました。



今日も綺麗。癒される～。