カテゴリ:スイスでの日々
いやはや、かなりペースダウンしているブログ更新ですが、
私、相変わらずボチボチとやっております。 さて、タイトルの通りですが、我が家は現在「週末婚」状態です。 毎週月―木、まるぼぁ氏はルクセンブルクへ出張中です。 今年の年明けとともに始まった彼の渡り鳥生活。 まるぼぁ氏は2008年、夏の休暇を除き、飛行機に乗らない週がないという かなりハードな日々を送っています。すごいなぁ。 貯まるものと言えば、疲れとフライト・マイル。 このような状況になるまでには、色々と経緯があるのですが、 もともとは、まるぼぁ氏の仕事の都合上、 2年間の予定で、私も一緒にルクセンブルクへ引っ越す予定でした。 そのことを前提として最初に訪れた現地にて、様々な思いがくるくると巡り、 「時期尚早」ということで、私はスイスに残ることにしました。 自分とまるぼぁ氏の置かれる状況を様々に熟慮した上での決断が必要でしたが、 やはり私自身の日本→スイスへの移住はかなりのエネルギーを要しているようで、 また新たな土地で生活を始めるには、私はまだまだ準備が出来ていないのだ。 と、身に染みて感じました。 スイスでの新しい生活に慣れることに必死で、 気が付かなかったことがまとめてやって来たようなこの感覚は、 言葉ではうまく説明できない、大きなショックでした。 下見で訪れたルクセンブルグで、 「スイスのアルプスも見えんし、レマン湖もない!」と 何気ない日々の景色が恋しくなった自分にも驚きました。 フライト片道45分とは言え、毎週重い荷物を抱えての移動で掌にはマメができ、 ホテル住まい続きで疲れの見える彼を眺めるにつけ、 最終的に私の気持ちを最優先してくれたことへの有難さがこみ上げると共に、 これで本当に良かったのかな?との自問も消えません。 引越しの話を聞いた当初は、 「私もまるぼぁ氏も外国人」という環境で、私ももっと自立できるチャンスかも! と思いましたが、今スイスでの平日一人暮らしを過ごす中で、多くの人に支えてもらい、 まだまだ自分に足りない部分や本当に自分がやりたいことなどを考え感じる、 いい機会になっています。 言葉による壁、文化の違い。 まだまだ不便を感じることが絶えないし、 自分の心は、スイスよりも日本へ向いているような、不思議な感覚にもとらわれます。 これが過渡期というものなのかなぁ、と感じる今日この頃です。 スイスに来たばかりの頃、出来ないことだらけで、 「ひとつずつ。ひとつずつ。あきらめずに。」と言い聞かせていましたが、 その頃には不可能に思えたことも、出来るようなったし、 自信を持って、情熱も持って、まだまだ成長していきたいと思います! ふぅ、それにしてもフランス語ってほんと難しい。 最近常々そう思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 30, 2008 05:16:53 AM
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