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テーマ:蘭を咲かせましょう!(9181)
カテゴリ:蘭
実家に行ったら、
「姉ちゃん、蘭育てられるやろ」と母。 立派なラッピングを施された3本立ての花が終った胡蝶蘭。 さぞかしお高かったと思うのですが、ご近所さんから育てられないからと言われ、 「うちの姉ちゃんなら蘭育てられるから」 と母がもらい受けたらしい。 ラッピングを外すと受け皿にはたっぷりの水… 案の定、取り出してみたら根腐れしてました 贈答用の胡蝶蘭をいただいたら水やりは控えめにね! しっかり植え込み材が乾燥してからあげて下さいね。 花茎をカットして、黒くなった根や痛んだのを取り除いて植え替えます。 かなり根を切りましたが心配は要りません。 発泡スチロールの固まりを根で包むようにして、その上から水苔をまとわせ、素焼き鉢に押し込みます。 上から水苔を足して完了。 発泡スチロールの固まりを使わずに全部水苔にしてしまうと、水の管理が難しいです。 鉢も素焼き鉢にしましたが、陶器やプラスチックなどの鉢だと乾燥しにくいので、これもまた水の管理が難しくなります。 これから約2週間は水をあげません。 あげるのは葉水だけです。 葉水とは、葉に霧吹きで水をあげることです。 霧吹きがなければ、濡らしたタオルとかで葉に水分を与えるように拭いてあげて下さい。 今はまだ寒いので室内のレースのカーテン越しの光があたるところで管理。 5月のゴールデンウィーク辺りに我が家では屋外に出します。 ただし直射日光に当てると葉焼けしてダメになるので、遮光ネットの下か、明るい日影に置きます。 胡蝶蘭は日陰の植物だと思っておいた方が間違いないです。 暖かくなると乾燥しやすくなるので徐々に水やりの間隔を短くし、夏は毎日バシャバシャ水をかけます。 我が家では夏は夜に水をあげてますが、朝にあげるならかなり早い時間にしないと、昼間根が煮えてダメになってしまうそうです。 秋に向けて段々水やりの間隔を広げて最低気温が10~15度辺りをうろうろするようになったら我が家の場合は室内に取り込みます。 温室がなくても、最近の高断熱高気密住宅だと十分冬を越せます。 心配な場合は、昼間はレースのカーテン越しの光があたる所に置いて、夜間は冷蔵庫の上に段ボール箱を被せて置いてもいいみたいです。 温室なしで管理するとだいたい3月~5月ぐらいには花が咲きます 葉の大きさから大輪の胡蝶蘭だと思われます。 今回は素焼きの4号鉢(直径12センチ)を使いましたが、小型の胡蝶蘭の場合はもっと小さい鉢でいいと思います。 是非とも育ててみてください。 ゴミ捨て場に鉢ごと枯れた胡蝶蘭が放置されてるのをたまに見ることがあります。 捨てるぐらいなら、枯らしてもいいから一度育ててみてはどうでしょう。 株分けとか毎年植え替えとかしなくてもいいし、蘭の中では比較的育てやすいと思いますよ。 どんな花が咲くのか、来年の春が楽しみです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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