|
カテゴリ:翻訳業界/翻訳会社事情
「もう使いません」ってことは、 外注(在宅)だと思うのですが、 それでは、上手くいくわけがないどころか、 誰にとっても不幸なのではないか思います。 仮に、誰の目から見ても直すべきところがその翻訳文にないとしても、 手をつけずに送り返すなんてことをしたら、 仕事をしてない(サボってる)と思われる、そういう心理が働き、 人間誰しも(まじめな人ならなおさら)、 とにかく手をつけようとするものです。 結果的にチェッカーさんは、 翻訳の不備を見つけて直すためではなく、 自分がサボっていないことを証明するために、 翻訳文を無理やりいじることになります。 (自分は不備を探しているのだと本人は信じていても、です) 原文の解釈に関するチェッカーさんからの指摘が、 時に「こじつけ」的で、明確な根拠がないことが多いのは、 そのためでもあるのかもしれないと思いました。 こんなやり方では力がつかないと思いますし、 それ以上に、 間違いではないかと根拠もなく疑う癖がついてしまいはしないかと、 不安にすらなります。 翻訳には根拠が必要です。 それを間違いではないかと指摘するのであれば、 その根拠を覆すだけの根拠が必要です。 プロの翻訳者なら、 根拠もなく訳文を決めることなどしないのですから。 ↓このバナーをクリックしてください。ブログ更新の励みになります。 語学をテーマにしたブログのランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[翻訳業界/翻訳会社事情] カテゴリの最新記事
|