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テーマ:夢を叶える人になる(1192)
カテゴリ:翻訳業界/翻訳会社事情
内容的には前回の続編です。 「翻訳は簡単じゃない」って言われたら、 「それぐらいわかっている」と思う人が多いと思います。 私がまだ翻訳の勉強(だけ)をしていたころ、 「通○ジャーナル」なんかには、 納期を守らない、指示を守らない、参考資料を見ないなど、 非常識としか思えない翻訳者の例がそれこそ何度も出てきていました。 記事の内容がスポンサーよりになるとはいえ、 「翻訳者って、そんなに非常識な人が多いんだろうか」とずっと疑問でした。 これはあくまでも仮説のひとつにすぎないのですが、 たとえば前回紹介した記事のテーマである「難しい」は、 上のような(非常識な言動をとる)翻訳者が思っている「難しい」よりも、 もっとずっと先にあって、 そのギャップが大きいゆえに、 本人は必死でも、客観的にみれば 非常識な言動のように見えるのではないかと。 たぶん、ほとんどの人は、 翻訳は簡単ではない思っているだろうし、だからこそがんばってる。 でもそれがもし、釈迦の指を世界の果てだと思い込んだ孫悟空と同じだとしたら、 その程度で「私はこれだけがんばっている」と言ったところで、 その外から見ている人にとっては、「ふざけるな」の一言に尽きるでしょう。 「この程度で勘弁して」はもちろん論外です。 外へ出ようとしてはじめて本当の「難しい」にぶつかるのだし、 本当の努力が試されるわけです。 ただ、これまでいろんな翻訳者や翻訳会社について、 直接的にも間接的にも見聞きしてきましたが、 一言で言えば、 翻訳者もすごいけど、翻訳会社もすごい。 上から下まで本当にいろいろあります。 なので、 低いレベルなのに次々と仕事が来るのも、 ある程度力がありながらも今ひとつ仕事が増えないのも、 出会いの妙(?)と言えなくもないかなぁと思ったりして。 でもそれは、あくまでも手のひらのなかの話。 ちょっと(かなり)しんどいけど、がんばってそこから外へ出れば、 きっとすばらしい世界が広がってくると思います。 努力が報われないと感じるのは、単に努力が足りないだけ。 そうきちんと受け止められるかどうかが分かれ道ではないかと思います。 ↓このバナーをクリックして応援してください。ブログ更新の励みになります。 語学関連のブログのランキングへ飛びます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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