審美歯科!箔によるベニア製作! その1
今日は2005年10月8,9日に行われた相羽直樹先生 白金箔によるポーセレン・ラミネート・ベニア実習コースについて報告します。最近の審美に対する高い要求により、ラミネートベニア(歯における付け爪のようなもの)は非常に普及したものとなっています。その製作法として、通常は耐火模型(1000℃以上の高温にも耐える模型材)によるものが一般的です。しかしこの方法は、模型製作までに煩雑な作業と時間がかかるのです。患者様の口腔内を印象(型採り)をし、石膏模型を製作し、更にその模型の印象(複印象)をし、耐火模型材を流し、耐火模型材のガス抜きをし、やっと陶材を築盛できるのです。ところが、白金箔による方法は非常に短時間で作業に入れるのです。箔を圧接したところです。この箔の上に陶材を築盛していくのです。凄い時間短縮だとは思いませんか?完成の図です。 続く