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「本は一度手放したら二度と入手できない時があるので絶対に捨てない」
結婚して三十年になる女房とは絶対に分かり合えない不毛な主張ですが悲しいかな実家を出るとき に処分し、結婚してからも限られたスペースに収めるため泣く泣く手放した本が多数あります。た だ過去に処分してしまった本の中には「どうしても忘れられない本」正確には「内容は忘れてしま ったが面白かった記憶だけが残っている本」が何冊かあります。先日ネットを漁って入手した『砂 の女』なんかがそうですが他にも何点か機会があればもう一度読みたい本としてリストアップして います。絶版になっていたりプレミアム価格だったりでなかなかすんなりとは行きませんが先日入 手した二冊 『決戦!日本シリーズ』は当時、野球でも鉄道路線でもライバル関係にあった阪神と阪急が日本シ リーズを戦う設定で確か沿線住民までを巻き込んでの熾烈な抗争を繰り広げる内容だったと思いま す。うろ覚えながら頁を上下二段で区切り別のストーリーが展開する構成が記憶にありましたので 確認しましたらやっぱり段組みになっていました。もう一冊の『仮題中学殺人事件』は「犯人は読 者」という設定で犯罪の告白日記を読むことが出来るのはすなわち「あなたが犯人だからです」み たいなロジックだったと思います。まああれから50年近くも経過した感性がどこまでときめくの かは甚だ疑問ではありますが読書の秋です。ユウチュウブより紙の本ですよ。 そうそうそれと未入手ながら『兎の眼』お話の方はあんまり良かった記憶がないのですが長谷川知 子が描いた挿絵はもう一度見たいので是非大型版を欲しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.08 15:33:23
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