nunocoto

震災一年後の2012年3月11日にこの場で誓った事

*****************************
＞『お客様から頂いた温かなお心を…プチポワから
　　　　なにか形として残したい…
　
毎月11日に「福島県東日本大震災被災児童支援基金」への積み立て。

*****************************
私達が　この仕事を続けている限り　ホントに少しのお手伝い　
そして心ばかりの寄付でお恥ずかしいですが
今　20回目　完了させました。　　（額面は消しております）

いつもいつも
皆様のご宿泊　そして温かなご支援　誠に有難うございます。

*****************************

20回目　もう　そんなに季節が流れているんですね。
毎月　11日　同じことの繰り返しですが

いつも　この日に思います。
いつまで　この寄付ができるかなと…


**********


2~3日前　テレビで見た数分の一コマが　常に私の頭の中に有ります。

避難所暮らしのおばあちゃまが

戻れない自宅に戻ってゴミのお掃除をしながら

「こんなに汚れた家でも　ゴミだらけでも

　　ここに来ると　この家の中に入っただけで

　　胸の内のモヤモヤが消えて癒されるんだよ。
　　
　　なんといっても　50年も住んだ家だもの…」


と　おっしゃったお言葉

ずっと　心の内底に残っています


５０年かぁ…あまりにも重い年数。。。


人生の最終期に入る時期　
日当たり良くて　暖かくて　広い縁側で
ご主人と一緒に　お茶を飲んでいたかっただろうに…

庭で　孫達と遊びたかっただろうに

陽だまりにぬくぬくしていたかっただろうに…

庭の草取り　草木の手入れ　季節ながらの収穫を手に取ってみたかっただろうに…

台所では　たくさんの野菜を漬け込みしたかっただろうに…



心が満たされない　悔しさ　悲しさ　残念さ　モヤモヤ感・・・

これって



金銭的な援助ではないと　強く思う日々です。

だからといって　なにができる？　心が動く　１１日です。