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モモはなtimes

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モモはな

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今年の盆はいつもとちがう。

休みだ!

昨年までは、盆というとかきいれどきで、

転職した今年からは、結婚して、いや、彼が就職してから

はじめて、盆に4日間もやすんじゃう!というから、

家族みんなで浮き足立つ。

ただ、7月末に義母の実家に、ちと早い盆で

岡山の富村へお墓参りにいってきた。

京都をでて、蒜山高原でモモを放牧。


tomi2

かなり気持ちよかった。

モモはこういう場所では、舞い上がる事もなく、

いちばん普通でいられるなあ。

富良野を彷彿とする風景は、懐かしく、

また、富良野に行きたいという気持ちを掻き立てられつつ、

私の叔母が女将をする鳥取・三朝温泉へ。

温泉を満喫し、ゆっくり叔母といとこに息子をみせれたことが、

なによりうれしかった。

叔母は嫁に来て、女将になったのだけれど、

同い年の従姉は生まれてこのかた、

女将になる運命。

ただ、この若女将・・・きものよりも、

海とタトゥーが似合う、輩でして。

行ったときも、相当正義感が強く、武勇伝をまた聞かされ・・・さすがです。

子どもを持ついま、できるだけ危ない道は渡らなくなった

自分を、感じました。

そして、子どもには受けがいい。

息子と体当たりで遊んでくれるので、

いい、お兄ちゃんみたいだ。(いやおばちゃんなんだけど)

キッズルームで暴れていた小学生を、どなって締め出し。

「客やねんからなんでもしていいはずや」と言い出した小学生に

「客やからって何でもしていいはずちゃう。でていけ」と雷をおとすという

雷オヤジのような人でもある。

おばちゃんなのに、お兄ちゃん、お姉ちゃん、オヤジと、何役もこなす輩。

でも、そこに血を感じてしまいます。


さて、三朝温泉を後にして、

メインの目的地、富村へ。

ここのおじちゃんは、本当にフレンドリーで、

私が、結婚した当初から、なんだかもう昔からしっているおじちゃんみたいにして

かわいがってもらっている。(と、私がおもってる。)

私が、産後、アトピーになり、すぐにこのおじちゃんの妻、おばちゃんがなくなった。

そのお葬式でも、田舎だからアトピーの嫁がきたといって、

遠い親戚だか近所だかわからない人たちが、よってたかって、

私を酒の肴にしては、「このこがアトピーの子や」とひっぱりまわされ、

なんだかんだと話題にされては、正直こころない言葉ばかりあびせられているところに、

おじちゃんは、「なんや!おまえ!そうか、かわいそうにな!」と

当時、まだぐちゃぐちゃだった顔を、撫で回して慰めてくれた。

いまでも、涙が出るほどうれしかった。

そんなおじちゃんが愛してやまないおばちゃんも、

私が妊娠中にほんとに涙が出るほどうれしい手紙をくれた。

でも、残念ながら、産まれてからすぐになくなったので、

モモをあわせられないまま、なくなってしまった。

そうとう、私は心残りだったけれど、

なんだか、おばちゃんは、このモモを見守ってくれている気がしていた。

なので、オットさんの両親が手術直後ということで、

かわりに、という言い訳で、モモをぜひ富村へつれていきたくて、

いかせてもらった。

おじちゃんは、相変わらず、いつもニコニコで、

極力無農薬でつくっている、お野菜とお米と、この地方では「ひらめ」とよばれる、

あまごを、焼いて振舞ってくれた。

食事中は、とにかくおじちゃんがしていることに、興味津々な私は、

メインの仕事、林業の話や、畑のはなし、お米の話をきいた。

でも、朴訥で、お米も自分がつくった米しか食べた事ないし、

ほかの事はなんも知らん。と。それでいいと思います!



オットさんは、自分のおじいちゃんのうちにきたように

うれしそうで、自分が小さい頃毎年きて遊んでいた、

家の裏をながれる川でモモとあそんで、

そのあと、ひぐらしの鳴き声を聞きながら仏間で昼ねさせてもらった。

あとから思い出しても、その昼寝の時間が一番幸せで、

うれしい時間だったなあ。


そのあと、おじちゃんが持つ山に自分ひとりでたてた山小屋をみせてもらった。

完全に、もう、おじちゃん=黒板五郎になってきて、

その山小屋の雰囲気も完全に、黒板家が移り住み、張り切って建てた丸太小屋を

純が燃やしてしまい、その後にすんでいた廃屋に似ている。

建てたばかりなのに、廃屋って・・・

そとからみたら、かなり、りっぱです。
tomi1

オットさんは、いつも わが実家をみても、

「なんかあっても、とりあえず畑やってたら、

なんとか食えていけるんやと、あんたの実家見てたら

実感するわ」

と、いっているのだけれど、

このおじちゃんをみていても、またその事を感じたようで、

住む場所まで自分で作るなんて・・・

なにやっても、とりあえず生きていけるんだと、

底力をみたようです。


私は、オットさんの実家は事実上母子家庭のように、

義父は仕事一本。町内からも動きたくない、

旅行なんてまっぴらな人で、

子ども中心に物事を考えたりするはずもない人で、

でも、その代わり、母の実家に夏休みはいかせ、

充分遊んでくるということを喜びとし、

また、世話になることすら喜びにしていた人なんだと、感じた。

オットさんは、こんな素適な場所で夏休みを過ごしていたのかと

うらやましく、そしてなんだか人間としてほっとさせられる、

そんな空気はこんなところからくるのか?と、

できたら、モモもこんなところで、育てたいし、

せめて夏休みの思い出はこんなところで作ってほしいいなと、

思った。

さて、お盆前に夏休み的に満喫してしまったので、

我々のお盆休みはどうするか?

と、思案はつづいた。












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Last updated  August 20, 2007 04:48:34 PM



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