今日の 『サザエさん』 で思ったこと
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆今日は朝のうちに雨があがり、良いお天気となりましたどこかへお出かけしたかったけど、午前中にバイトの事務作業があり、結局は家にいました。さて、今日の夕方に何気に 『サザエさん』 を見ていて思ったことです。このご長寿番組は何年たっても登場人物は歳をとらないのですが、思ったことはそんなことじゃなくて・・・ある日ワカメとカツオが学校行事の関係で、いつもより早く帰宅したときのこと。すると姉のサザエさんは玄関に鍵をかけてお昼寝中。鍵のない二人は家の中に入れない。家の中を覗くと、時計のアラームはいつも二人が帰宅する時間に合わせてある。ワカメが窓ガラスを叩いてサザエさんを起こそうとするとカツオがそれを制止。例のごとく得意気に 「こうすればいいよ」 と言う。「火事だあぁ~~!」 と叫ぶカツオ。寝ていたサザエさんはビックリして飛び起き、家の外に出て火事の現場を探す。そこへニヤニヤして登場するカツオとワカメ。要するに、姉の野次馬根性を利用して鍵を開けさせるという 「笑い」 の部分かもしれないけど、私には「えっ??」 って感じで疑問でした。そしてさらに。事の次第を聞いた母親のフネさんは、「家でどう過ごしてもいいけど、二人の学校の予定を忘れるなんて。」 と、姉のサザエさんだけを叱る。カツオの大嘘については何も言わない。こんなこと、許していいの???以前何かの番組で、こんな話を聞きました。例えば家にいて泥棒とかに遭遇したときに、「ドロボー!!」と叫んで助けを求めても、近所さんは怖がって家から出てこないかもしれない。こういうときは 「火事だあ==っ!!」と叫んだほうが、ご近所さんは様子を見るためにこちらに目を向けてくれることが多い、とのことでした。しかし今日の 『サザエさん』 では非常事態ではなく、小学生二人とはいえ、帰宅してしばらく家に入れないだけのこと。それも昼間に。ワカメが最初やろうとしたように、窓を叩いて寝ている姉に呼びかけることもできる。それを、いかにも自分は知恵が回ると言わんばかりに「火事だあ~っ!」 と叫ばせ、もしこれを番組を見た全国の子どもたちが同じことを真似したら、いったいどうなるのか。消防署への誤報が相次いだら、あるいは本当に火事もしくは生命に関わる一大事なのに、ご近所さんが 「どうせ・・・」 と気にとめなかったら?こういう事態になったとき、番組側は責任をとれるのか?!この番組は平凡な人たちの、ごくありふれた日常生活で、見ていてほのぼのとするストーリーだと思っていました。でも今日のこれは久々に違和感というか、非常識なものを感じました。たかがアニメなのに私が気にし過ぎなのかな。。でも、たぶん視聴率が高いであろうご長寿番組。世間への影響を、特に子どもへの影響を、十分に考えて欲しいものだと思っています。2月半ばのころ。 寒くて敷物にくるまっているチビ子嬢です。アタシは毎日やることがなくて、お昼寝ばかりよ。Natsu&Kei