この冬のお天気長期予報を聞いて
今日のこのエリアは一日中ずっと曇りで昨日までのような暑さはありませんでした。私は風流からは遠い生き方をしていますが、こんな私でも、「この季節らしい温度」 を感じると、どこかホッとします。朝TVを見ていて、お天気コーナーでこの冬の長期予報が紹介されていました。気象予報士によると、この冬は 「去年のような寒さ」 だとか。つまり11月と12月は例年よりも暖かいけど、1月に入ったら例年よりも寒くなり大雪が降るかも、ということです。この話を聞いて、ふとこの前に冬にあった大雪にまつわる話を思い出しました。2010年大晦日から元旦にかけて山陰を襲った豪雪です。鳥取県大山町の国道9号線では、大型車のスリップ事故から道がふさがれて立ち往生になり、約1000台の車両が雪道で動けなくなりました。しかしこのとき、身動きできない車の周辺で生活する人たちが 「困っている人を助けたい」 と、あちらこちらの場所で援助の行動に出ました。コンビニのポプラ社では、配送センターの前で車が缶詰状態だったので、1月2日の深夜から凍て付く寒さの中、約700個のおにぎりを2時間かけて配布しました。また大山町のほうでは、周辺住民の方々が動きました。家にある米でおにぎりを作って差し入れをする人、手書きの看板を出してトイレを提供する人、などなど。身動きできなくてもうどうしようもなく、ただただ寒さと空腹に耐えるしかない状態の中で、思いがけずいただいたおにぎり。人の優しさがつまった分、最高に美味しかったでしょう。非常時に快くお借りできたお手洗い。本当に人心地ついて、「ホーッ。。。」という気分だったでしょう。あらゆる面でよほど恵まれていない限り、誰もがどこかで何かのストレスを抱えているであろう現代社会の一員である私。こういったいい話を聞くと嬉しいものです。大雪というキーワードから、ふっと私の記憶の奥から飛び出してきた話でした。 年末年始の大雪による車1,000台の立ち往生 1年のうち数回雪が降ると、1~2歳までは興味津々でベランダの雪を観察していました。でもそれ以降は、雪がすっかりニガテになりました。でも、ま、ニャンコですから、この姿のほうが似合いますよね。