ロンドン五輪~体操男子団体、銀メダルでした
ロンドンオリンピックが開会して、今日で大会5日目。日本勢はじわじわとメダルを獲得しています。ただ以前のように、柔道はもう日本は金メダルを当たり前のように取れなくなりましたね。まあこれも、しかたがないことでしょう。逆に他の競技で、かつて日本は上位に入れなかったけど、今ではすっかり強くなっているものもあるのですから。そして今朝、 ロンドンオリンピック 体操 の結果が出ました。日本は 男子団体 、銀メダル でした。今回、日本の期待だけでなく世界が注目した 内村 航平 選手。『世界体操競技選手権 男子個人総合優勝 2009年-2011年 三連覇中』という輝かしい記録を持つ彼なのですが、オリンピックの本番が近づくにつれ、練習ではミスが目立つようになりました。うわ・・・こんなところに来て調子がおかしくなったの?本番の団体の予選になったとき、内村君では考えられないようなミス連発で、日本は予選5位になりました。フィギュアスケートでもよくあることです。世界からある程度注目されていた選手が、10代で初めて出場したオリンピックでは、初陣の無心の勢いでノビノビ演技して、けっこういい成績をとる。その後の3年間は、世界の注目の期待に応えるかのようにメダルの常連になるのだけど、3年間の間に一度はアクシデントに遭ったり不調になったり怪我したりなどでボロボロの成績を取る。でもそのボロボロがかえって気を引き締める材料になり、4年後にやってきたオリンピックでは納得の位置に収まる。こんな感じが多いと思います。なので私は、内村君が北京五輪で団体・個人で銀メダルを取って以降、世界選手権で負け無しだったのが、かえって心配でした。そして、よりによってロンドン五輪の本番で、まさかの失敗続き。ああ、こんなところにボロボロの波が来てしまったのか、と。それでも、まだ神様に救われたか。幸い団体予選の成績は、団体決勝には影響しないものでした。そして選手たちは、団体決勝では予選の失敗を引きずらないよう、なんとか気持ちを切り替えて踏ん張り、銀メダルを確保しました。それでも本来の調子は出ていないと思いますが。オリンピックの中でも人気競技で注目の集まる体操。競技は前半の団体・個人総合と、3日間お休みして後半の種目別競技があります。日本の団体で銀メダルは十分立派なのですが、やはり1つくらいは誰か金メダルを取ってくれないか、という期待もあります。この先の競技も、とっても気になります日本、男子団体 銀メダル、おめでとう~よく見たら、ここにたくさん銀色が入っていました。