高校生クイズ選手権 2012
今日はもう8月の31日で、8月も終わってしまいました。学校に通う子たちで夏休みの宿題がまだできていない子たちは、宿題をこなすのに必死になっていると想像していまでも世の中、そんな勉強後回しの子どもたちや学生がちばかりではありません。勉強が楽しくてたまらない、そんな若者たちだってたくさんいます。今日の夜、TVで 高校生クイズ選手権 2012 を見ていました。いやあ~~もう、驚きの連続!彼らの頭の中には、いったいどれだけ知識とそれを応用する力が入っているのか。スタジオで番組に出演していた芸能人の中には、あまりに細部に及ぶ彼らの知識に対して、「そんなこと覚えて、いったい何が楽しいのでしょうねー?」 みたいに言ってた人もいました。けっこうなことじゃないですか。多くの若者が自分の力でよりレベルの高いものを求める気持ちがあるからこそ、日本の繁栄につながっていくのですから。私は番組を20分ほど過ぎてから見始めたのですが、最後まで見た中で私がわかった問題は、たった2問です●室町時代に「くじ引き将軍」と言われた足利6代将軍は? ==足利義教●天正年間に4人の少年をローマへ派遣した九州の大名は? ==大友宗麟、大村純忠、有馬晴信はい、これだけでした他の問題は全く手がつけられず。「は・・?何・・?それ・・??」って感じでした例えば、●地上からスカイツリーのてっぺんまでに届くよう野球のボールを 投げるとしたら、時速何キロで投げればよいか?●地球の表面を厚さ0.0001ミリの金箔で覆うとしたら、必要な金の 量は何キログラムか?●漢文を原文のまま読解 (←現代の中国人でもできない人もいる)みたいな問題です。そこに 「地球の直径は~~として」 みたいな条件がいくつか入って、3ケタ×4ケタの計算を電卓じゃなく紙に書いて、時間制限の中でやっていきます。ねえ、高校生で何でそんな計算ができるの?ネイティブでもわからない、学校の授業でも週に1時間くらいしかやってない言語が、なんでわかるの?でもそんな彼らって、成績優秀が自慢とかじゃないんですよね。オリンピックを目指す若者たちが好きで夢中でそのスポーツに取り組むように、脳を鍛えることが楽しくて夢中で勉強している。まずそれが基本の人たちです。番組に出演されていた、脳科学者の茂木健一郎さんや、元NHKアナウンサーで東大卒の草野 仁さんは、日本の未来を担っていくであろう若者たちに、とても満足げな表情でした。そんな若者たちを見て、私は思いました。あー、頭の柔軟な10代の頃にもうちょっと真面目に勉強をやっておけばよかった、と。はい、ホント今さらですがボクには難しいことはわかんないけど、この家の “癒し隊” 隊長として、日々頑張ってます! (by 小太郎)