韓国ドラマ 『奇皇后』~やっぱり惹き込まれます
8月も、もう終わりですね。でも、今月の3日(日)にスタートした韓国歴史ドラマの 『奇皇后』 がなかなか面白くて、毎週日曜日の夜を楽しみにして見ています。第1回放送の前に、『奇皇后』のスペシャル番組があり、美しく着飾った貴妃の姿で登場した主演女優の顔を見たとき、なんか見覚えがあるなあと思ったら、 『ファン・ジニ』 で主演した、ハ・ジウォンさんでした。多くの日本女性がメロメロになった『冬のソナタ』みたいな、現代ラブストーリーものには全然興味がわかなかった私が、歴史ドラマということもあって見はじめて、思いがけず魅了された韓国ドラマの『ファン・ジニ』です。うわ~。今度はこの人が主役なのね。私がなんか魅力を感じた彼女は、日本では幅広い年代層で男性女性どちらにも、ファンがたくさんいるそうです。うーん、やっぱりそうなのね。それにしても韓国ドラマって、見る人の喜怒哀楽の感情を揺さぶり、惹きつけるのがホントに上手です。男女の愛、親子の愛、恐ろしくて憎たらしい敵役、酷いめにあわされる主役やその味方たち、カッコイイ戦闘シーン、ちょっとブレイクタイム的に笑いを誘うシーン、などなど。見る側を飽きさせないドキドキハラハラする展開で、ついドラマに惹き込まれてしまいます。役者さんたちも、実に役柄に似合った方が出ています。正義感あふれ、元からの圧力に屈することなく、民を守り民族の誇りを守ろうと闘う、高麗の王ワン・ユを演じるチュ・ジンモ。また冷酷非情な悪役が登場すると、ドラマなんだけど見ててヘンに緊張してしまいます。最初はとんだおマヌケ皇太子かと思いきや、万事休すの場面で王族らしい威厳ある顔になって窮地を脱したタファン役のチ・チャンウク。あるいは、主役をの命を狙う悪役なんだけど、なんかそう悪い人には見えないなあと思っていた元の武将ペガンと、その甥のタルタルを演ずるお二人。それぞれの個性に目が離せません。でも、なんといっても主役のスンニャン(ヤン)を演じるハ・ジウォンさんは、魅力的ですね。スンニャンで男装しても、貴妃で女性になっても、『ファン・ジニ』で見た彼女の美しさがそのままです。この『奇皇后』は全51話あるので、日本の大河ドラマと同じの約1年がかりの放送です。まだ4話が終わったところですが、この先どう展開していくのか、楽しみなドラマです。我が家のスンニャン?の、リリーちゃんです。真っ白でこんなに綺麗な子なのに、たくましい暴れん坊レディです。