韓国ドラマ 『奇皇后』 ~最終章は目の離せない場面が連続!(2)
毎週日曜日の夜9時からNHK-BSで放送されている韓国歴史ドラマ 『奇皇后』 。(前回の日記の続きです)※今回の日記はおもいっきりネタバレです。 ご覧になりたくない方は、どうぞスルーでお願いします。ドラマの2/3過ぎまでは、悪役ヨンチョル一家との戦いでドキドキハラハラしましたが、残り1/3では、宮廷内での対立に高麗王ワン・ユたちと悪役の闇の商団メバクが複雑に絡みながら、ドラマが進んでいきました。メバクの壊滅を狙う高麗王のワン・ユとその側近たちが、メバクの頭(かしら)に成りすまして配下たちに偽の指示を出し、メバクの力を削いでいきます。計略がうまくいき、ワン・ユはそれで得た大量の穀物を元の貧しい民たちに配るようにと、匿名で宮廷に送ります。町で救済米をもらって民たちは大いに喜び、皆で「皇帝陛下、バンザーイ!」と連呼します。感動の場面です。しかしその後で宮廷に戻る道の途中、皇帝タファンとヤン(スンニャン)たちの行く手をふさぐ2人の僧侶が。それはヤンたちを殺そうと狙っていた、ヨンチョル一家の生き残りのタンギセでした。タファンが親衛隊にタンギセを討ち取るよう命ずるも、実は親衛隊はタンギセの配下の者でした。ヤンたち、危うし!しかしそのとき、囲いの上から弓を持った覆面の部隊が現れ、ヤンたちを襲う親衛隊を次々と倒していきました。それはワン・ユと側近たちでした。ヤンも馬から降りて戦闘態勢に。弓と矢を確保し、憎きタンギセを狙います。ヤンの放った矢がタンギセに命中し、その後もタンギセに向けて矢を放ちました。その昔、大切な母を矢で射殺(いころ)したタンギセを、長い年月をかけてやっと、自らの手で射殺して復讐できたのです。タンギセが死ぬ方法はいくらでもあるけど、あえてこの形をとれば、回想シーンの映像なんかなくても視聴者は自然と前のことを思い出します。感慨に浸れるストーリー展開がいいですね。ただこの後、死んだと思ったタンギセに近寄ったタファンに、実は絶命してなかったタンギセがタファンにつかみかかり、マハの秘密を暴露します。これによってワン・ユの運命があんなことになるなんて・・・。このとき私は、まったく予想だにしていませんでした。(長くなるので、話の続きはまた次回に)ハ・ジウオンさん、どの色の衣装を着ても、とっても素敵です。濃い色、淡い色、赤系、青系、それに金銀の装飾が入って、彼女の姿を見るだけでも楽しみです。