潜水艦救難艦「ちよだ」一般公開(名古屋港)に行ってきました(2)
先週の日曜日に名古屋港ガーデンふ頭3号岸壁で開催された、海上自衛隊のイベントで見てきた画像です。前回の日記の続きになります。※イベント情報は ⇒ ⇒ こちら 潜水艦救難艦「ちよだ」の艦内を見学していて、ふと思ったことがありました。そういえばこの艦には、もし攻撃を受けるようなことがあったときに迎撃できるような物がぱっと見渡した感じ見当たらないのだけど、その時はどうするのか?と。そこで甲板にいた隊員の方にお尋ねしました。そしたら、たしかにこの艦には迎撃態勢はないけれど、もしそういった地域で活動することになったら護衛艦がつく、ということでした。あー、よかった。物騒な場所に丸腰だけど行け、ではあんまりですからね。どんな仕事もですが、危険が予想される任務に就く方々には、あらゆる想定をした配備をして、任務に集中していただきたいですから。艦の後方の広い甲板です。このときはイベントでいろいろ展示されていて人もたくさんいるので狭く感じますが、もちろんここでヘリコプターの離着陸もあります。艦内はどこも急階段です。私は急階段はお城めぐりで慣れています。ただこの日はデジイチや三脚や雨具などいろいろ荷物を大きめのバッグにもっていて、下りの際に女性隊員の方が荷物を運んでくださるというのでお願いしました。無理して自分で運んで、転んで事故でも起こしたらいけないですからね。小さな子供さんは男性隊員が抱っこして下に降ろしていました。この日はイベントで一般公開だったので、艦内はわりとのんびりした雰囲気だったと思います。帰宅して何気に見てみた映画『男たちの大和』では、戦闘訓練で戦艦大和の急階段を駆け足で上り下りしました。なので通常の任務では、隊員の方々も艦の上で急ぎで移動することとか、やっているでしょうね。【新品】【DVD】男たちの大和 YAMATO 反町隆史入口と同じ下の階に下りたら、目の前に救難艇がドーン。ぎりぎり後ろまで下がって、やっと全体が画面に入りました。深海救難艇(Deep Submergence Rescue Vehicle:DSRV)の内部はこのような感じになっているそうです。DSRVはこのように救難活動をします。イラストでは「ちよだ」が海上で移動していますが、パンフレットのイラストでは発進と帰還で船の移動がないので、これは説明を見やすくしているのだと思います。DSRVの上部が紅白に色が塗られている理由をお尋ねしました。これはDSRV自身が救助を必要とした場合に、青い海では赤が目立ち、夜の暗い海では白が目立つから、ということでした。DSRVの後方部分です。ハイテク救難艇には配管やチューブやコードがいっぱいついています。「ちよだ」から外に出たら、海上自衛隊が保有する艦の紹介がイラストでありました。護衛艦の仕事には、武器を扱う1分隊と、艦を安全に航海する2分隊があります。こちらは艦内生活の様子と、航空機整備員の仕事です。衣食住はこんな感じで過ごして、常に体力の維持増進に努めておられます。さて海上自衛隊といえば、「毎週金曜日にカレー」という話をよく聞きますよね。このカレーも艦によっていろんな種類があって、それのレシピも紹介されてます。 ⇒ ⇒ 海上自衛隊 艦めし 和・洋・中・カレー・スイーツ、ああ、どれも美味しそうそしてこちらは潜水艦と掃海艇の紹介です。10年前に広島県呉市に行って てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館) を見学してきたのに、当時は自衛隊に関する知識がほとんどなくて、展示資料の意味をまるで理解してませんでした。今度はじーっくり勉強したいので、また呉に行きたいなあ・・。もう一度「ちよだ」を別のアングルから。私が見学を終えて出てきた頃には、待ちの行列がかなり伸びていました。名古屋港に着いて、すぐ艦を見学して正解でした。ちなみに「ちよだ」を前方から見る場所には、オススメ記念撮影の案内と、撮影時にちょっと高く上がれるステップが用意されてました。