舞鶴に行ってきました(2)~東郷邸、その2/11月2日~4日、東郷邸の特別公開があります
今月の初めに京都府舞鶴市にある 海上自衛隊 舞鶴地方隊 の施設を見学してきたときの日記です。3つ前の日記の続きになります。 ⇒ ⇒ こちら 東郷邸(舞鶴地方総監部会議所) に関していろいろ調べていたら、今年はあさって11月2日(土)~4日(月)で特別公開をするとありました。東郷邸は毎月第1日曜日のみの公開です。でも3年前の2016年4月に、旧軍港市である横須賀・呉・佐世保・舞鶴が共同で 日本遺産 の認定を受けたことを記念して、毎年10月か11月に『日本遺産WEEK』を開催していて、舞鶴はあさってからイベントを開始です。※こちらのサイトもどうぞ ↓ ↓ 平和産業港湾都市 旧軍港4市 私が今月初めに舞鶴に行ったときは、日本遺産のことは知らなくて、ただ自衛隊関連として見て回っていました。今度また舞鶴に行ったら、日本遺産を意識して見るから、何か違った感覚があるのかな?と期待しています。洋間からつながる廊下を進んでいくと和の風景が広がります。二間続きにテーブルが置かれた和室です。ここは現在でも、海上自衛隊の幹部の方々が会合等を行うときに使われています。この日は、舞鶴に着いたときは小雨の降る曇り空でしたが、東郷邸を見学している間は陽光が差し込んできました。木の床に光と窓枠の影のコントラストが綺麗だったので パチリ床の間に飾られた調度品をズームで撮ってみました。(部屋の入口に竹の筒で仕切りがあり、入室不可だと思って廊下から撮りました)掛け軸に書いてある文の解説です。「どんなに天下が太平であっても、万一の戦争に対する準備を忘れてはいけない」はい、全くその通りだと思います。部屋を反対方向から撮ってみました。庭からの明かりがあると、雰囲気がぐっと変わってきますね。廊下を進んでいちばん奥の部屋に行ってみました。この部屋の右手にある部屋(書斎)が最高の場所です。小さめの2つの部屋をつなぐ廊下です。この建物のガラスは明治時代の “手作りのガラス” なので、ガラスの表面が少しだけ波打っていて、景色も微妙に歪んで味わいがでます。古い建物に行くと私が必ずチェックするポイントです。床の間の掛け軸には、東郷平八郎海軍中将と思われる肖像画が。書斎の窓の前には文台が置いてあります。歴代の司令長官の方々も、美しい庭を眺めながら沈思黙考されたのでしょうね。書斎の窓から庭と和室(洋間に近いほう)を眺めてみました。秋が深まって葉が赤く色づいたら、もっと趣が出ると思います。