ペットリフォーム工房のペット６８９０です。
毎日書きたいけど時間が取れません。
ごめんなさい。

さて、ワンちゃんの相談事項、伺ってまいりました。
お邪魔したお宅は木造３階建てでした。
お電話で簡単に要望事項はお聞きしておりましたので、
ご挨拶もそこそこにまず全部屋を案内していただく。

これは、私ども建築屋の基本中の基本である。
この時点で間取りと、生活状況をまず頭に叩き込む
のである。図面があるなしにかかわらずにだ。

途中わんちゃんを含めた家族構成から、要望事項を
聞き取るのである。
ワンちゃんの家庭内の位置付けから、食事は誰があげるかとか、散歩は誰が主に行くかとか、誰の言うことを一番聞く
かとか、人とワンちゃんの接点のメインスペースはどこか
とか、チェックリストに沿って伺うわけである。

もちろん、インターホンを押す前に建物の概観や、近所との距離を含めた配置などもチェックしている。
ちょっと引っかかったのは、依頼者のお宅にワンちゃんの
気配が何も無いのである。

確か２頭のダックスちゃんのためと話していらしたから。
仕事柄、飼っているペットの種類はなんとなく感じるのであるが、ワンちゃんの気配がまったくないのだ。

お聞きしてみた。どこかに連れて行かれているのですか？と。
なんと、秋に海外から２頭連れてくるとのこと。
なんと用意周到な方だろうと感心した。

私たちはペットリフォームだけの仕事をしているわけではない。
お見合いを控えてのリフォームや、結婚に伴う同居用の
リフォーム、バリアフリー、内装外装、耐震補強、マンションの外装なども行っている。

それらは、いつまでにという有期の仕事である。
何年もやっているがまさか今から来るワンちゃんのために
という注文ははじめてである。

飼い主となる方の人柄がよくわかる。
ワンちゃんもこんな飼い主に会えたらきっと幸せだなーと
思った。