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テーマ:NBA(1444)
カテゴリ:NBA
久々のNBAネタは先日のビッグニュース。
ナゲッツ、ピストンズ間での アイバーソン⇔ビラップス、マクダイス、サム という開幕直後のビッグトレードについて色々と書いてみます。 このトレードですが自分はどちらにとっても良いトレードだと思います。 それに両者の思惑がはっきり見える分かりやすいトレードでもありますね。 まずナゲッツは単純に戦力アップが目的と思います。 ずっと欲しがっていた本格派PGを獲得。 それにベテランのビッグマンで層の厚さが心配だったインサイドも補強。 ビラップスはいわずと知れたリーグのトップPGの一人で攻守共に一流。 攻撃面では本格派PGの加入はエースのメロはもちろん運動能力が高い マーティン、JR、ジョーンズあたりにもプラスに働くはず。 それに彼は素晴らしいシューターでナゲッツのアウトサイドゲームを 劇的に改善させられる可能性がある。 守備面ではサイズ不足もあり壊滅的だったバックコートを立て直せる。 西のライバルになるであろうホーネッツ、ジャズ、サンズには強力なPGがいるので サイズがあってタフなビラップスの守備力は大きなプラスになるはず。 また他のプラス要素としてはラインナップの柔軟性のアップも考えられます。 サイズがあり得点力、ゲームメイク、守備力と高いレベルで備えているので バークマンのような守備の人やアトキンス、カーターの両PGとの併用もしやすいはず。 マクダイスは器用でプレイエリアの広いビッグマンでリバウンダー。 ウエストではちょいとパワー不足な気がしないでもないがベテランだし上手く誤魔化す事でしょう。 現在先発を務めているネネ、マーティン共に肉体派なのでバランス的にもフィットするはず。 後これはカールHCの手腕しだいではありますが二人にはピストンズで培った ディフェンスの精神をナゲッツに伝えることも期待されますね。 マーティン、バークマン、アンダーセン、ジョーンズなど駒は揃ってるので 上手く行けば守備力の大幅アップが望めます。 これでまったく効果が無い場合は遂にカールの首が飛ぶかも^^; ピストンズの目的は経営の柔軟性の確保とマンネリ感の打破といったところでしょうか。 まず経営面ではかなりの柔軟性を確保できたといって良いでしょう。 獲得したアイバーソンは今期で契約が切れますしラシードも今期までの契約なので なんと来夏には一気に3500万$ものサラリーが浮く計算になります。 もちろんこれは二人とも何事も無くFAになる前提での話し。 契約が残っていない二人を餌に更なるトレードという可能性や二人との契約延長という線もあります。 色々な可能性を手にしたというだけでもこのトレードは成功といえるのではないでしょうか? 次にマンネリの打破。 ビッグスターのアイバーソン加入。 これはインパクトだけでも大きなものがあります。 少なくとも今年も去年とおんなじと思う人はまったく居なくなるでしょう^^ スタッキー、マキシエル、ジョンソンなど若手も伸びてきていますし 世代交代を進める意味でも良かったのではないでしょうか。 疑問はアイバーソンがチームにフィットするかどうか。 PGのスタッキーは十分なサイズがありSGをガードできるのでアイバーソンとの相性は良いでしょう。 アイバーソンをSGで使ってもサイズ不足にならないというのは良い条件です。 やはり問題となりそうなのはアイバーソンがチームオフェンスに馴染むかどうか そしてハミルトン、プリンスを含めた出場時間とラインナップの調整でしょうか。 カリーHCは早速腕の見せ所です。 個人的にはラインナップをどうするかが特に気になるところです。 自分としては PGスタッキー、SGアイバーソン、SFハミルトン、PFジョンソン、Cラシード という感じの小さめのラインナップが見てみたいですね。 名前だけ見ればスタッキーがベンチスタートになりそうな気がしますがどうなる事か。 次の試合に注目です。 書き終わったばっかですが追加メモ ・マクダイスはバイアウトを求める可能性があるそう。ピストンズ以外でプレーする気が無いとか。 あとスパーズも興味を持ってるらしい。 ナゲッツは残留を望むがバイアウト交渉にも応じるとの事。 ・ビラップスとマクダイスはナゲッツに所属してたことがある。ビラップスは地元出身。 ・サラリーキャップの空きを作ったということで当然の事ですが2年後のレブロン狙いという話も。 デュマースは当然否定。あたりまえだ^^ ・アイバーソンの背番号はビラップスがつけていた1番。3番はスタッキーが使用中。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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