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テーマ:☆ボクシング☆(642)
カテゴリ:ボクシング
メインイベントが期待通りの激しい展開になったここ2回のエキサイトマッチの感想を・・・
と思っていたのですが書いてみたら結構長くなったので分けます。 後半はまだ書いてないのでもしかしたら無いかも(ぇ ファン・マヌエル・マルケスVSファン・ディアス 攻撃型の両選手の対決は予想通り打ち合いになるが、その激しさは予想以上。 序盤から全開でラッシュするディアスにマルケスがカウンターとコンビネーションで応戦する展開。 ディアスは待望のビッグマッチとあってか、なかなかの気合。 パンチにも力が乗っており、いきなり左フックでマルケスをぐらつかせるなど見せ場を作る。 その後も終始押し込み続けるなど強打者マルケス相手に一歩も引かないどころか前進しっぱなし。 プレッシャーに押され気味のマルケスもただ下がるわけではなく 得意のアッパー中心のカウンターとコンビネーションを的確かつ強烈に打ち込みダメージを与える。 ただ書くだけだと普通の試合っぽいけどそのペースが尋常じゃない。 ディアスのラッシュは(いつもだけど)まさに猛烈な勢いだし、 応戦する格好のマルケスもかなりの手数で出すパンチは強烈かつ鋭い。 火の出るような打ち合いってのはこのことを言うんじゃないかと思いました。 そんな激しい試合は8回マルケスがこの試合何度も打ち込んでいた カウンターのアッパー+フォローをクリーンヒットさせると前進を続けていたディアスがぐらつく。 9回なおも前進し続けるディアスだが明らかに鈍い、 しかし前進が功を奏してかマルケスもなかなか有効打を打てない・・・が 少しずつディアスが回復してきたかと思ったところでマルケスの強烈なコンビネーションが炸裂。 ディアスがダウン、何とか立ち上がるもダメージは深刻で マルケスの追撃に崩れ落ち、ここでレフェリーが試合をストップ。 9回TKOでマルケスが死闘を制した。 ホント凄い試合でした。 両者ともその価値を上げた試合でしょう。 キャンベル戦で大きく評価を下げたディアスですが この熱戦はファンにアピールするには十分なものだと思います。 今までのディアスよりもずっと力強く魅力的でした。 公式に三階級制覇を達成したマルケスは同階級最強の座も手にしたといっていいでしょうし その強打者ぶりを改めて証明しました。 ディアスみたいな実力者を“狙って”倒しきるってのは凄いことだと思う。 個人的にはマルケスは見ていて最も楽しい選手。 多彩なパンチの一つ一つが惚れ惚れするようなキレを備えていて コンビネーションは芸術といっても良いほど美しいと思う。 そのうえ勇敢さ闘志といった“熱さ”持ったマルケスはボクシングの魅力を体現してると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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