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テーマ:☆ボクシング☆(642)
カテゴリ:ボクシング
今週のエキサイトマッチで放送されたシュトルムVS佐藤のWBAミドル級タイトルマッチ。
正直特に語ることも無いような一方的な内容でシュトルムが防衛。 初回から自慢のジャブをバシバシ当て、一気にペースを奪取すると これまた自慢のガードを固めながら前に出てプレッシャーをかけつつジャブを次々に突き刺す。 序盤が過ぎる頃には佐藤の右目が大分腫れてくる。 5.6回頃からシュトルムが攻勢を強め、佐藤をぐらつかせる場面が出てくる。 踏み込んだパンチやコンビネーションが多くなり倒しにいっている感じ。 7回本格的に佐藤のダメージが増えてきた感じ。ジャブにまったく反応できない。 結局この回いくつかのパンチを効かされたあとジャブを貰い 青コーナー付近に力無く後退したところでセコンドがストップを要請し試合終了。 7回TKOでシュトルムが6度目の防衛に成功。 敗れた佐藤は何も出来なかったですね。 ボクシングじゃ勝ち目が無いことは分かっていたでしょうに・・・ 踏み込むためにボディワークがもっと欲しかったですし、 パンチをまとめる場面でももっとボディブローを打ったほうが良かったように思う。 パンチ力は感じましたが、全体としてあまりにも工夫が無かったように感じました。 勝ったシュトルムですが相変わらず面白みこそ無いものの(嫌いではないですが) レベルは確実に上がってるように思います。 コンビネーションも(ほんの少し)出てましたし、一発出したアッパーも良かった。 攻めに行ける様になって来たのは良いことです。 しかしこの選手のジャブはいつ見ても一級品ですね。 タイミングといい角度といい精度といい、どこをとっても最高級。 もちろん威力もあるしジャブの連打なんか芸術的ですらある。 安定感は減るでしょうがもうちっと攻めの強さがあればさらに上のレベルにいけるでしょう。 本人もその気はあるみたいですし、是非とも頑張ってもらいたいもんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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