特養老人ホームの実情
職員の入替えが激しい 特養老人ホームにいる祖父のところで、祖父が信頼している人の他の階への異動の話しが出た。 家族も信頼していたので、異動は残念だった。何とか、この階に留まって欲しい事を入所者さんや、その家族、もちろん私も家族も上に訴えたが、聞いてもらえなかった。 本来なら、その方はパート扱いなので異動は無いとされていたが、今回、パートでその方だけ異動になった。理由は、各階のサービスを均等にするためと回答されたが、何か間違っている。 認知症があり、職員に頼まないとできない事ばかり。でも誰に頼んでいいか分からないと祖父は言う。私も何かを頼む時、職員は誰なのか、探してしまう。入替えが激しければ、誰が職員で、誰が面会なのかがわからない。 それに、今回異動になる方は、入所者さんも信頼をしていて、毎日楽しくしてくれて、残念がっている。入所者さん一人一人の特徴をよく理解し、接してくれるので、呼ばれても何をすればいいのかが分かると話しをしていた。お世話もしやすかったという事にもなる。 入替えの激しい仕事だと理解はできるが、サービスの均等は、正社員が行なうか、介護課長が現場に出て、指示をすればできる事だ。 いい人を異動させて行なう事ではない。この異動は、入所者の家族からしたら、納得いかない。入所者さんの声にも答えられない事にも疑問だ。