ウズラカメムシ
ウズラカメムシ Aelia fieberi Scottカメムシ科(カメムシ亜科)大きさ:体長8~10mm。体は淡褐色で、淡黒色の縦紋がある。頭部は大きく、先端は下向き、側葉及び中央に2淡黒条がある。複眼は小さい。前胸背中央は頭部より続く淡黒条があり、側板が前下方にのびて触角を収容する空隙を作る。小楯板は大きく、先端は丸みを帯び、側縁基部は黒色である。革質部の前縁部は淡黄褐色である。草原で見られ、カニツリグサ、ススキ、エノコログサなど、イネ科植物に集まる。イネの穂に害を与えることがある。成虫で越冬する。食草:イネ科植物。分布:本州・九州。出現期:4~10月。自宅付近で2008.5.18撮影ウズラカメムシ(幼虫)自宅付近で2005.7.14撮影