チラカゲロウ
チラカゲロウ Isonychia japonicaカゲロウ科(ヒトリガカゲロウ亜科)茶褐色のトンボの様な体に黒い複眼、透明感のある肢と2本の尾。カゲロウとは断定できるが、翅がハグロトンボの様に黒いものは図鑑に載っていない。カゲロウは蛹(さなぎ)にならず水中にいる幼虫時期(1~2年)に珪藻や昆虫を食べて育つ。次に陸に上がる過程で、一回羽化をし、この過程の形態を亜成虫(あせいちゅう)と呼ぶ。後もう一度羽化をして成虫になる。成虫の翅は透明または薄い半透明で、図鑑にはこの成虫の写真が載っている。亜成虫の翅は不透明と記述があるのみで、色までは分からない。以上から、頭部,腹部,肢,尾の色形でチラカゲロウと同定した。同定が誤っている場合は指摘願います!<写真:亜成虫>神奈川県厚木市で2008.3.24撮影