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カテゴリ:車
9月1日倉庫7日目。
朝5時起床、6時に倉庫集合。 今日から競技1日目。 何事もトラブルが無い事を祈る。 朝一で、サービスTCと技術とF山(SSS)分の飲料水をエキップ2号のハイエースに積み込む。 サービスパークに行く前に配置図をコピーし、ダッシュボードに貼り付けた。 セイフティプランで競技車と重ならない時間を確認し、SPに出発しました。 倉庫から15分程で北愛国のSPに到着。 裏のオフィシャル入り口から入場し、まずは技術のテントに寄りました。 軽く挨拶をし、飲料水の配達に来た事を伝えるも、何しに来た?的な今一の反応。 ちょっとムッとしたが、皆さんお疲れなのだろうと気持ちを切り替え13箱降ろした。 続いてサービスTCに4箱降ろし、富田さんにご挨拶。 ついでに昨日セレモニアルスタートで使ったヘッドシステムを回収し、 さらについでに、反対側のTCに載せてってとお願いされ、タクシーに変身しましたw 続いてF山のスーパーSSに寄り、13箱降ろします。 まだ誰も来ていなかったのでテントの側に置いていきます。 SSSは基本的に逆走出来ないので、そのままハイエースで通過しました。 最後にケータリングで朝食を貰い、倉庫に引き上げます。 が、SPから1キロ程戻った所で親方から電話が来ました。 「SSSにメディアポイント作るから、車検場や駐車場に打ち込んであるペグを回収してSSSに置いて来て」との連絡・・・ 直ぐにSPに逆戻りです。 まずは車検場に入りそれらしき物を探します。 そこに酒井さんが居たので挨拶を交わすと、飲料水のお礼などされて早朝の事など忘れてしまいました。 車検場では3本程しか回収出来なかったので、次は駐車場周りです。 よーく目を凝らして見ると、ありました! 親方は12本位あれば足りるだろうとの事でしたが、14本程回収してまたもSSSに置いて行きました。 帰り際、エキップ2に搭載されていた無線を聞くと、ホイヤーがトラブルとか聞こえて来ます。 倉庫に戻ると、親方が早速ホイヤーの準備をしていました。 朝食を採り、ほんのひと時のんびりと過します。 そうそう、倉庫組は今回始めてオフィシャルウエアに袖を通しましたw 普段はツナギや作業服を着ている我々なので、白いシャツが返って浮いて見えますw それもSPに行く時だけで、戻ると倉庫制服のツナギに着替えます。 倉庫が空っぽになった所で、次は後片付けの準備です。 倉庫最大のピークは明後日3日。 各山、競技が終了すると一気に備品を返却しにやって来ます。 数日間掛けて仕分けた備品がたった半日で全部返って来るのですから、 相応の準備をして待ち受けなければなりません。 まず、ブルーシートを綺麗に敷き直し、クリアBOXを並べます(ここに仕分けして返却) SS看板類やテント、テーブル等の場所も確保します。 FIV関係もドライバーやクルーの人達に解体してもらい、倉庫に降ろしてもらいます。 それらの場所が一目で分かるように、予備備品などを置いて行き場所を作りました。 その間親方はある計画の為に、札内の事務所地下に行き部屋の寸法を測っていました。 そのある計画とは? 「倉庫は本番中暇だから事務所地下に棚を作る」計画 です・・・・・・・ 私は2年前、「本番中は楽になるから楽しんで」と言われ倉庫配置になったのですが・・・ さすが理不尽の巣窟である倉庫。 そう簡単に楽させてはもらえませんw 親方は倉庫に帰って来て、消火器の寸法など測っています。 本気ですw 夕方、親方に電話が入りました。 SSSでタバードとグローブが足りないから至急持ってきて欲しいと。 早速、セイフティマーシャルのタバードをピックアップします。 在庫の無いグローブ等は近くのホーマックで買出しです。 私は、それらをもってF山のSSSへ向かいました。 が、途中で電話が入ります。 「そのままSSSでメディアセイフティーのマーシャルやって」と。??? 毎回、社長さんの計らいにより倉庫組も競技車を見る機会はあるのですが、今回はマーシャルでした。 「何ですか?それ?」と思わず聞き返しましたが、 SSSのメディアが安全に取材出来るようにする事だそうで・・・ 詳しくはF山の嘉屋さんに聞いてくれとの事。 急いでSSSに向かいます。 6時チョット過ぎ、SSS前のTCに到着、しかしここでストップされました。 セイフティプランではまだギリギリ間に合うと思っていましたが、 すでにインフォカーが通過したからダメと言う答え。 確かに正論なんです・・・私も光電管を横切るつもりはありません。 でもその先のSSSに行きたいのです・・・車を止めたいんです・・・・時間が無いんです・・・ 何とか横のパイロンを避けて入れてもらえませんか?と交渉します。 こちらも競技開始前に届け物をしなければなりませんし、マーシャルとして働かなければなりません。 話をしているうちに、000、00、0とドンドンTC前に集まって着ます。 「特別だよ」と言う事で、TC横の車止めに入れてもらいました。(富田さんごめんなさい) なんとかSSSに到着、山長の鈴木さんに挨拶し副山長の嘉屋さんを探します。 居ました。やっと出会えた嘉屋さんは目の前でグッタリとしゃがみ込みました。 相当疲れたんだろうと思いしばらくそっとしてましたが、全然復活しない! 「何かヤバそう」と思ったらムクっと立ち上がり、お仕事の説明をしてもらいました。 何でも、急にメディアセイフティーが必要になったんだけど、人手が全然足りないとの事。 「何人必要なんですか?」と聞くと最低でも7人と言う・・・現在2人・・・ 「そう言えばSPで横山君達が休憩していたような・・・」と話すと、早速連れて来られました。 何とか人が集まった所でSSSの中に入ります。 横ではすでに自衛隊の演奏が始まり観客もびっしり居ます。 途中、嘉屋さんの苦労話を聞きつつメディアポイントに到着しました。 (前日シェイクダウンでドロドロになったSSSのガードレールを、4時間掛けて手で磨いたそうです) お仕事はメディアの安全確保なんですが、エリア外に出る人を抑制するのも仕事です。 嘉屋さん曰く、「言う事聞か無いメディアは、クレデンシャルを見て報告してくれ」との事。 あと、「外人の人は特に無茶するから、そうなったら強めに注意して欲しい」とも・・・ 私はフィニッシュエリアのジャンプ台下あたりに待機しました。 スタートラインでサイレンが鳴り響き、0カーと00カーがコースを駆け巡ります。 続いてWRカーは爆走して行きます。 自分のポジションはガードレールの軸線上からギリギリ内側に入った所。 「パーツが飛んだら絶対来るー」と思っていたら、フォードがバンパーを引きずって来ました。 後で聞くと、フォードがこのバンパーを返却するよう求めて来て、 「絶対コース内で落とした」と言い張ったのですが、探してみるとステージ外に落ちていたそうですw そこに、メディアの親方の加藤さんがやって着ました。 スタート前にも来たのですが、ワークス組やトップグループが終了した頃呼びに来てくれました。 「あそこのカメラマンが止めたら上がって良いよ」とのお達しで、お言葉に甘えて撤収して来ました。 所が、ここでまた事件が起きました・・・ 止めたはずの所にエキップ2号が居ない! 盗まれた? SSS内でありえない・・・ 確かに邪魔な時動かせるように鍵は付けたままでしたが・・・ SPのオフィシャル駐車場を必死に探すも見つかりません。 しばらくすると遠くで嘉屋さんの声が聞こえます。 何と、反対側のSSS出口に移動されていました。ホット一安心でSPを後にしました。 倉庫に戻ると、すでに親方が宿舎に飲料水を配達し終わった所で、 遅くなりましたが夕食を取りました。 23時頃、倉庫を撤収しホテルに帰還。 ミーティングを行い就寝となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年09月16日 22時03分54秒
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