暖冬だからビールという訳じゃないけれど…/1月31日(水)
来年度の予算編成の仕事が佳境に入っていて、多忙のためブログの更新もままならない(そうは言いつつも、BARには適度に出入りしているが…)。 きょうで1月も終わり。結局、めちゃ寒い日はないままに終わった1月だった。皆さんの住む地方は同じという訳ではないだろうが、ほんとに異常気象な冬だ。 それはともかく、寒い冬には普通は出番も減るはずのビールだが、今年は結構飲んでいる。BARでは生ビールも頼むが、1パイントを飲むとそれだけでお腹が膨れてしまうので、だいたいがハーフ・パイントで頼む。 それに生だけでなく、瓶で変わったのがあれば、よく飲む。地ビールも最近はいろいろな種類が次々と生まれてきたし、輸入されるビールも以前よりもさらに種類が多くなり、楽しみが増えた。 で、最近飲んだ、ちょっと変わったビールをあれこれ紹介すると。まず、東京のとあるBARで飲んだ新潟酒造の地ビール「エジンバラ」(写真左上=なんで新潟なのにエジンバラ?)。 ベルギーの有名な「シメイ」で知られる「トラピスト製法」を日本で初めて採用し、瓶内二次発酵する(=長い熟成が楽しめる)というのがウリだ。 新潟酒造は何種類かのビールを生産しているが、この「エジンバラ」は英国産の極上モルトを使ったエールタイプ。芳醇で、甘い香りが広がり、余韻も豊かなビール。 日本の地方の小さなビール・メーカーがここまで上質の製品を造り出すとははっきり言って驚きだ。皆さんもどこかで見かけられたらぜひ一度味わってみてほしい。 次は、ギネス。と言っても普通の黒いギネスではなく緑色の缶に入った茶褐色の「ギネス・ビター」(写真右上)。ビターというからあのギネスよりさらに濃くて、苦いのかと思いきや、味わいはエールに近い優しい味。 普通のギネスにちょっと飽きた人に、おすすめかなと思う。エールだけど、もちろんバスペールなどとも違う、ギネスらしい個性は残しつつのエール風(話は飛ぶけど、ギネスってほんとにカツサンドに合うよね)。 さて3つ目は「セント・アンドリュース」(写真左)。その名の通り、「全英オープン」も開催されるあのゴルファー憧れのコースのクラブハウスで唯一売られているビールだとか(「じゃぁ、なぜ日本で飲めるんだ?」なんて野暮なことは聞かないで)。 これも、僕の好きなエール・タイプで、色は茶色っぽいが、香りと苦みのバランスがとてもいい。イギリス人って、こういうエール・タイプを造らせればほんとに上手いなぁ。 4つ目。僕が以前のブログ=05年8月18日の日記=で最近一番気に入っていると書いたビール「ブルックリン・ラガー」の親戚のような製品、「ブルックリン・ペナント・エール」(写真右)。 ロサンゼルス・ドジャースの前身、ブルックリン・ドジャースのワールド・シリーズ優勝(1955年)の50周年を記念して造られたビールという(ということは限定品かな?)。 まろやかな口当たり、ほのかで上品な甘さ、華やかなドライ・ホップの香り。バランスの良さはやはり「ラガー」譲り。旨さに太鼓判を押します。皆さんは最近、どんなビール飲んでますかぁ?こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】