イル・チプレッソ: 味も素材も期待通りのイタリアン/5月28日(月)
僕のブログではBARはたくさん出てくるが、食いもん屋さんはあまり出てこない(そういう食べ歩きのブログは数多くあるし、僕の領分ではないと思うから)。もちろん、だからと言って外食していないという訳ではない。 自分では結構よく行ってる方だと思うが、個々の店を論評するほどの絶対的な自信は、ない。人気店に行ってがっかりすることもあるが、余程のことがない限り、ブログ上でけなすようなことはしない(味には個人の好みだってあるし…)。 だが、感動した店について時々触れたくなる。今回はそんな1軒。大阪の南森町近くのイタリアン。先日、連れ合いと放送局関係の友人との3人で出かけた「イル・チプレッソ」という店。 20人も入ればいっぱいになる小さな店。良い評判は聞いていたので。以前から一度は行きたいと思っていた(ちなみに、Hanakoでは「準グランプリ」)。予約がとりにくいと聞いていたけれど、早めに電話したのが良かったのか、意外と簡単に席は確保できた。 この「イル・チプレッソ」では夜はアラカルト・オンリー。だからメニューの中から、好きなものを選んで食べられる。 で、僕らがこの夜いただいたのは、以下のようなもの(意味の分からない言葉もあるけれどそのまま記します。写真を見て想像してくださーい。名前の記憶が間違ってるのがあるかもしれません。すみません)。 前菜=豆大根とスナックエンドウのブナナパダーノ、トマトと富楠ナスのピューレ・ミルフィーユ風、ポレンタとランドルホルミ(豚背脂肉) セコンド=タラのペーストを詰めた玉ネギのオーブン焼き、豚頭肉のゼリー寄せ パスタ=越冬北アカリ(じゃがいもの品種)とスモークモッツレラを詰めラビオリ、ガヴァディエリディ・桜エビとおかひじきのソース、シンプルなトマトソースのパスタ メイン=アブラメのグリル、ハト胸肉のソテー、ワイン=カ・デル・ボスコ(Ca'del Bosco=白)の後、ハウスワインの白&赤をそれぞれデキャンタで。 この店の特徴は、前菜やセコンド、メインの皿に、付け合わせの野菜がたっぷり添えられているということです。最近野菜が大好きな僕としてはめちゃ嬉しいんです。 これだけ食べて、ワインを約2本分飲んで、お勘定は1人7千円弱でした。(今回は少し食べ過ぎ! 普通に食べて飲んでなら5~6千円かな。高級店なら1万円は超えてた?)。 味や素材、ボリュームなどを考えれば、コスト・パフォーマンスは十分満足できるレベルだと思います。「カ・デル・ボスコ」も家に帰って調べたら、最近結構人気のワインで、お値段もめちゃリーズナブルでした。 皆さんも機会があればぜひ一度どうぞ(僕の大好きな天満橋のBAR「C」や北浜のBAR「D」にも徒歩圏内だから、二次会の場所も心配なし。嬉しいね!)。【イル・チプレッソ】大阪市北区菅原町10-32 ウエムラ西天満ビル1F 電話06-6363-2772 午後6時~11時 日曜休&第3月休