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カテゴリ:piano
ソルフェージュの試験受かった。
楽曲分析の口頭試験も受かったみたいだ・・・。 「音楽を勉強するにはどうしたらいいですか」 という手紙をあるセミナーで知り合った ピアノ講師にあてた。4年前のことだった。 3年前もとりあえずソルフェージュとやらは 食べ物ではないらしい位しか知らなかった。 簡単なリズムうちも聞き取りも 四分音符と二分音符を書き取ることも最初できなかった。 フランス語と音がぐちゃぐちゃで、子供の頃ある和音の連結が 日本語の接続語に聞こえてきて怖くなってCDを消したことを思い出して、 一回授業早退し走って逃げた。 のだめよりダメダメ人間だった。 この二年間はプライベートレッスンを受ける余裕も無く、独りだった。 今は32分音符など複雑なリズムうち、無調の旋律や和音の書き取り、 オケ譜を下から縦に読み上げや、空白の五線譜を配られて五重奏以上の曲を CDで聴いて出来るだけ音をとってdegre やchiffrage を書き込めという 授業に何とかついていけるようになった。 試験一週間前にアナリゼが口頭で行うと知ったときは 絶望しそうになった。外国人の自分には無理かと思った。 でも審査員(四人中一人は知っている先生だった)が 「もうおわりですよ。ありがとう。」と言われても 「待ってください、まだ説明してない箇所があるんです。」て粘ってよかった。 ソルフェージュは2つのレベルをいっぺんに受けていて、 試験も先生が何度か私のために時間調整してくれたおかげでなんとか受けれた。 今日の午前中も室内楽の合わせの後に先生と二人の筆記試験で、 結果が気になってしょうがなかった。 採点をして前回の試験とのトータルを数えてもらって、 受かっていることがわかった。ガチで泣いた。 先生(♀)が頬にキスしてくれた。 普通4、5年かけてするようなことを 1年や2年では出来ないと思ってる。 漱石が新聞記者だった時期、文明開化する日本について 「ぼつぼつとした、仮縫いで縫っている」 と言及したことを心にいつも刻んで、また誠心します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月24日 20時55分26秒
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