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テーマ:ベランダガーデン(3443)
カテゴリ:バルコニーガーデン
朝になれば止むかと思いきや、日中ずっとそんな調子でした。 本当は風さえなければ碧露とかの散布をしたかったけど そんなワケで断念。 バラやクレマチスの蕾がスクスク育っているのに この風で傷みやしないかと少しハラハラしながら ビオラやパンジーの花ガラを摘んだ位で 庭仕事終了。 もう一週間以上前からヒヤシンスの「オデッセウス」が咲いていましたが 最近ちょっと続いた 低温が功を奏して長持ちしています。 なかなか大きくならずハラハラしていたけれど 明るいアプリコットのヒヤシンス、 咲いてみると とても綺麗で惚れ惚れ 今後、我ガーデンの常連になるかな? * * * * * * 母も無事昨日退院し、家事を済ませてから一緒に選挙に行って 庭仕事も出来ないとなると、のんびりした午後は絶好の映画の時間。 今日観たのは、のんびりした日曜の午後、に観るには ちとヘヴィーなこれでした 「パッション」 俳優のメル・ギブソンが長年の構想を映画化した イエス・キリストの最後の12時間を描いた作品なのですが これは「好き」な映画、、というとなんだかしっくりこないんです。 だけど相当な衝撃を受ける作品。 公開当初はどこそこの国では 映画を観た聖職者が卒倒した とか 抗議デモがあった、等など複雑な反応も少なくなかったのですけれど 私は信仰とは少し離れたところで 興味深く観る映画です。 主役を演じた、ジム・カヴィーゼルの まるでキリストそのものと言ってもいいような演技も良いし (とても精神的、体力的に大変な役柄だったと思う) マグダラのマリアを演じた、モニカ・ベルッチが 自身主役の映画「マレーナ」で、 あたかもマグダラのマリアを投影したかのような 主人公のマレーナを演じたと言う因縁めいた部分や なんといっても母親のマリア役の マヤ・モルゲンステルンの押さえた、だけど力強い演技で 愛そのもの、といったイエスの母、マリアを演じているのだけど その存在感が本当に素晴しくて、何度観てもグッときてしまう。 映画そのものが、まるで絵画的な美を持ち、 時折カラヴァッジォの絵を観ている様な気がする。 (実際、映画ではカラヴァッジォの絵画からインスピレーションを受けたと聞きました) ・・・・まぁまだこの映画で言いたいことは沢山あるんですが(笑) なぜ、今日この「パッション」を観たかというと この映画の撮影地でもあるバジリカータ州の「マテーラ」に この春の旅行で立ち寄ったので 旅を思い出す一つ、として観たのです。。 それで、観てみると「あぁ、なるほど!」といったシーンが結構あって。 この映画そのものは、すごくヘヴィであるし、 色々考えさせられて、 (でもあれこれ考えずに、ただ没頭して観ていればそれでいいのだけど) その信仰は私のものではないけれど、 感情を色々揺さぶられ、泣ける映画でもあるので 簡単に手をつけはしません。 だけど、なぜだか時折無性に観たい映画でもあります。 そんな映画「パッション」のロケ地にもなった マテーラのお話、はまた今度・・・♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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