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Giardino Capriccioso

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2007.08.08
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カテゴリ:Giardino
冷夏かも・・?と気象予報が修正された、のは
まだそんな前の話ではなかったはず・・ですが、、


暑いですねぇ・・毎日毎日。。
バルコニーの水遣りも一仕事デス。。

でもサッと葉にも水をかけると、なんだか清々しい気持ちにもなります。


先日少し触れた、「ある計画」は 一応日々進行しておりますが
もう少しお話するに、時間を下さいね。。スミマセン・・・


代わりに、といってはなんですが
「夢」繋がり?で素敵な本をご紹介♪


夢見つつ深く植えよ

「夢見つつ深く植えよ」


ベルギーで生まれ、アメリカに暮らした 
メイ・サートンのエッセイ 「夢見つつ深く植えよ」



両親から受け継いだ家具にふさわしい場を与える、という動機をきっかけに
探し出した家は築百年という、旧い大きな家。



何件もの物件を見た後で 疲れと半ば諦めかけそうになった
彼女に最後に紹介されたネルソンの家



そこに住むのだという決意をさせたのは
一羽の高麗うぐいすが楓の大樹の上で高らかに歌ったから・・・



広大な庭(というより、土地と呼ぶ方がふさわしい)を備えた
この家で、(都会暮らしとは勝手がまったく違う)



彼女は孤独と向き合い


家や庭を丹精し 


詩作などの創造に魂を傾け


個性的な隣人達や時には幽霊(!)とまで語りあう・・




全編に渡って、心を揺さぶられるような美しい言葉が
連ねられているのだけれど


「死と楓」という章で

この庭の象徴というべき楓の大木が
老齢にあり、その生涯を終えようとし

そしてまもなく訪れる大切な友人の死に向き合ったサートンの
綴る言葉が沁み



「花生ける夏」では
庭作りの楽しさをあらためて感じさせ、
自分の庭に飛び出して行きたいような想いにさせる。





「老年の入り口にさしかかったものにとって、
庭造りはなまやさしい趣味ではない。

トランプの一人遊びのように、
好きなときに始めたりやめたりというわけにはゆかない。

それは大いなる情熱なのだ。

それは人を頭から捉えてしまい、

捉えられたが最後、人は自分の生活が徹底的に変わることを
受け入れざるをえない」





あと自分の生涯で何冊の本を読めるのか・・?

そう考えることは、まだ自分の人生には早い気もするのだけれど



世の中にはまだまだ多くの、素晴しい本が沢山あるのだよなぁ・・と
今更ながら感じさせられた一冊。



私は気に入った本は何度でも擦り切れるほど
読み返すので


このように「好きな本」が又増えてしまうと


新しい本との出会いにも忙しく

なかなか、楽しく悩ましいものです。


この本はとてもお薦め。。


機会があったらぜひ手にしてみてください♪








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Last updated  2007.08.08 22:58:14
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