テーマ:ただ思うこと・・・(560)
カテゴリ:かやばの思うコト
時々思うこと
人は死んだらどうなるんだろう? 答えはわからない でも、月並みだけど、『あの世』があって、きっと幸せに過ごしている そして、生きている私たちをそっと見守ってくれている そう考えるのは悪い事ではないと思う 生きている人たちの優しさだと思うから 思い出すのが最大の供養 亡くなった人を思い出し、そして心の中で一言呟く 私は今日も元気です そんな事を考えているある日、一つの詩に出会った 『千の風になって』 私のお墓の前で泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 初めてこの詩を読んだのは新聞の天声人語の欄 普段は読まないその欄を読んだのはたまたまだけど 読み終わり、涙を流していた 外を歩いていると、自分の頬を撫でるように吹きすぎて行く風 辛い時、外で泣いてしまい、でもその涙を吹き飛ばす位の強い風 疲れた時に、頭の上をそっと通り過ぎる風 その風に少しでも優しさを感じたら、きっとその風は亡くなってしまった大切な人 遠くに行っていない 本当に近くで励ましてくれている 個人を思い出して哀しくなったら、外へ出て目を瞑り上を向く 穏やかな風が私を包む きっと、寂しがる事はない、って言ってくれているんだ 私には祖父・祖母の記憶がない 父方・母方の祖父・祖母は私が生まれる前に亡くなっている 温もりは知らないが、優しさは知っている気がする 思うと優しい風が吹いていくから それでもお墓には行く 確かに、そこに故人はいない でも、昔『肉体』だったお骨はそのお墓の下に眠っている いくら思い出したって、やはりその事を無視しては、それこそ故人への冒涜な気がするから 長年付き合ってきた人から、プロポーズされた 立場上、式を挙げなければいけなかった それでは、と選んだ式場が47階建てビルの最上階にあるレストラン 人前式で挙げる式は、隣のテラス 風が吹き抜けるそのテラスで、永遠に続く二人の時間を誓った 3年前の今日 2004年7月31日の事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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