テーマ:今、健康ですか?(254)
カテゴリ:かやばの思うコト
昨日は9.11…アメリカの同時多発テロから6年経った日でしたね
6年という歳月は、私たちにしてみたら色んな事があって、早い気もするし遅い気もするし… でも、ご遺族にとってはどんな月日だったんだろう? 心中お察しするのは難しいですが、せめて亡くなった方が安心できるように、胸を張って生きて行って欲しいです でも、それはあのテロのご遺族に限った事ではありません 事件や事故は、ある日突然人の命を奪い去る危険があります 朝、いつもと変わらないで家族に頼まれ嫌々ながらもゴミを捨てて会社に向かう 今日の晩ご飯、何にしようか悩みながら買い物に行く 塾もあるのに宿題山のようにだされた 新作発売までまだ一週間もある~ 日常の何気ない光景 そんな思いを砕いてしまうのです 突然日常を一転してしまうのに、『病気』があります 今から数年前、母がくも膜下出血で倒れました 金曜日の事です 朝いつものように夕ご飯いらない旨を伝え出社 仕事が終わり彼氏と泊まった翌日に連絡が入り家へ電話 なぜか叔父が出て「お前、今から家に帰れるか?」と 理由も告げられぬまま彼氏と別れ帰宅 途中朝ご飯食べてない事に気付き、ケンタッキーでご飯購入 すると彼氏から携帯(当時はピッチでしたが)に電話 「うちにも電話あったみたいなんだけど、大丈夫?」 益々訳も判らぬまま帰宅 するといるはずの母の姿が無く、その時初めて倒れて入院したと聞かされた 夕べ駅前に救急車が止まっていて、興味本位で除いた私のせい? 関係ないはずの事を後悔し、病院に向かう車中ずっと泣いていました 医師から説明を受け、数時間後に手術 その間自宅待機 手術終了予定時刻近くになったので、病院へ しかし、予定時刻になっても終わる気配はなかった 出てくる看護士に聞いてみても、「今術中」との返答だけ… しばらくして、駆け付けてくれた彼氏が現れてもまだ終わらない 結局、予定時刻から数時間経過した夜8時過ぎに終了 普段と変わらない顔して、ストレッチャーに横になっている母の姿を見たら、悲しくもなり、しかし同時に大丈夫!という気持ちにもなった 医師に呼ばれ父、姉、私の3人が説明を受けに 手術が長引いた説明も聞いた くも膜下出血とは、文字通りくも膜下に出血があり引き起こされる病気だ そしてその出血は脳動脈瘤の破裂から起こるのが多いらしい 普通の動脈瘤は血管の上にできるので、開頭しその出血部をクリッピングして止血をする しかし、母の場合その動脈瘤のできた場所が悪かった 血管の股にできていたのだ Yの字になっている血管の股に動脈瘤があったのだ この場所は脳に近いのでクリッピングが難しいらしい (説明伺ったのが何年も昔で動揺していたので、本当は違う理由かもしれませんが) だから手術時間が長引いた…と 手術自体は成功したので、後は意識が回復するのを待つだけ ただ、何らかの障害が残る可能性もあると 数時間後、母は意識を取り戻した 自分が何でここにいるのかとか、当然覚えてないが、家族の事はわかる ICUにいる間、点滴等チューブ類を抜かない為にベットに手を縛っていた時期もあった 見舞いに来た私が意地悪してこんな事している、と看護士に訴えたり、今買い物の途中でお姉ちゃんがいたけど先に行ったみたいだからあんたも早く帰りな、と言ったり、混乱した事もある しかし、一週間も過ぎたら元の母に戻り、準ICU(HCU:ハイケアユニット)に写った頃には、すっかりばか話しで笑えるまで回復した この時、母は開頭手術した際頭蓋骨の一部を切り取った状態のままだったので、頭の一部がへこんでいる 周りから「いい記念だから」と、撮った写真もある その頭蓋骨を戻す手術も終わり、心配していた後遺症もなく、リハビリも順調にこなし、入院から2ヶ月程で退院した 母の年齢を考えれば、もの凄い早さだ 退院の日、私は会社だったが、自宅に帰って来た時飼っていた猫がお客様と勘違いして遠巻きに母を見ていたそうだ しばらくすると、思い出したのか匂いを嗅ぎ安心したようだが あれから母は大病を患う事なく、今も元気に笑いながら、でも時々悩んだり怒ったりしながら、倒れる前と変わらない日常を過ごしている いつ訪れるかわからない病気 何か異変があったら、あなたのため、そしてあなたを大切に思う人のため病院に行って下さい …えっと、何で急にこんな事を書いたかと言いますと、ぶっちゃけ言いますとダンナのお父様から夕べ「頭が痛いから明日(今日ね)病院行ってから会社に行く」と連絡入りまして その後「今から病院行けば?」と言うダンナに「大丈夫」って仰いまして まぁ、その辺は会話しているだけだったし会社でも特に異変はなかったので(ちなみにかやば母の場合、仏壇に供えていた花が腐って異臭を発しても全然気付かなかったり、話しかけても聞いてなかった等の症状がありました)翌朝ちゃんと病院に行けとだけ伝えて電話を切ったのですな で、その後『ちょっとでもおかしいと思ったらすぐ病院に行って下さい』メールを送ったのです 余談ですが、上に出てきた彼氏は今のかやばダンナ なので、かやば母が倒れた事をお父様はご存知なのです 病院に行かれ、何ともなかったけど安静にしていて下さいと医師から言われたので本日は休みます、との連絡が入った時は本当に安心しました …ちょっとかやば仕事で抜けがありましたケドね…? 本当に、病気には注意しましょうね~ 若くても罹る人は罹るんだから! …と、基本ダンナに向けてのメッセージでした あの自覚症状だけでしか判断しないオトコめ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[かやばの思うコト] カテゴリの最新記事
|
|