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「ま組のひと」(評価 ★★★★☆ 四つ星)
米テクサス州南端のエディンバーグ北高校のマリアッチ(メキシコ大衆歌謡)楽団の部活を密着取材。競合他校が多く出場するコンクールで入賞をめざす。 米ネットフリックスで鑑賞。日本(語)ではどうやら未公開。 公式サイトはhttp://www.goingvarsityinmariachi.com/ いやぁー、青春。生徒たちは恋や学業や家庭の事情、そして自分探しにそれぞれに忙しいお年頃。 指導する先生の熱血ぶりも見もの。彼はマリアッチに人生賭けてる。氏の壮絶な半生も紹介される。 マリアッチって、同じアメリカでも場所によっては普段はそんなに耳にする機会のない種類の音楽だけれども、さすがはテクサス州。マリアッチ文化への理解度も深く、学校関係者や周辺住民もマリアッチ部の活動に好意的なのが見て取れる。 ぼく自身、実は某マリアッチ楽団でバイオリン弾いてたこともあって、なんとなく音楽的に親近感を持ってはいたけれども、やはり奥が深い。実際にスペイン語の歌詞で歌う必要がなくともスペイン語ができたほうが絶対にいい。とにかく曲名がきちんと覚えられなくて楽団員にはご迷惑をおかけしたものだった。 マリアッチの演奏には、威勢のいい掛け声、合いの手という意味で「ululate」するという表現法があって、マリアッチやるなら誰もがこのお叫びができないといけない。なお、本場メキシコの人はこの叫びを「grito」と呼ぶみたい。 あと、民俗衣装みたいなのを着せられるのだけど、ピタッときつめのものなので動きづらい。巨大なソンブレロ帽子もかぶるので、バイオリン弾くときは弓の上げ下げ時に帽子のつばに弓があたってしまい、かなり弾きにくい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 3, 2024 08:37:00 AM
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