テーマ:住宅コラム(1809)
カテゴリ:家探し、購入から入居まで
今日は雨上がりで肌寒い。 今朝、目目さんから電話があった。 目目さん「何もすることないわけ?」 わたし「そういや、1日掃除ばかりしてる。」 目目さん「あこがれの専業主婦になった気分でいいじゃない?」 ?!これがあれほど夢に見ていた主婦生活なのか!? ところで昨日はキッチンの流しが詰まってしまった。流しの下には配管から漏れた水があふれだしてまわりの床まで水溜りを作っている。 ああ、修理屋を探して電話しないと。。。面倒くさい。 おっとにさっそく状況を見せる。 わたし「そう思うよ。」←お互いルイジのやった仕事には過敏になっているのである。 おっとは「ああもう、いったいどうしたんだろうねえ?」と瞬く間に流しの下の配管を解体して調べ始めた。一家にひとり、便利な男である。やがてU字管の中を覗いて「なんだと思う、これ?」とわたしに見せた。 「げ!?ゲハハハハ!!」思わずわたしは笑ってしまった。流しの排水溝には目の粗いアミがついていて、残飯が流れていかないようになっているのだが、小さくて細いご飯粒はその隙間から流れていってU字管でおにぎりのように詰まっていたわけだ。 さすが日本人がいる家庭。これがイタリア人の家庭ならさしずめスパゲティか?
そうだった、今日はそんなことを書こうと思ったんじゃない。 実は片付け魔のおっとが分類もせずにまとめて箱に放りこんでいた書類を昨日、整理していたら「ああ、そうそう。この間ルイジが送ってきた屋根の修理の概要。」とあるプリントをわたしに見せた。 わたし「。。。。これのいったい何がだめなの?」 そう、実は10日ほど前、あのレダおばさんからおっとに電話があったらしい。 わたしは電話内容を直接聞いていないのでおっとのそのままの口調で言わせると、レダおばさんは我々を心配してか?悪徳不動産屋に頼まれたのか??弁護士を辞めさせて、直接悪徳不動産屋と話をつけるように言ってきたのだった。 おっと「ぼくだけじゃ、判断がつきかねるからいくきーとと話し合って返答する、って返事したんだ。」 うう~ん。わたしは「長い年月と莫大な費用」というところで迷った。我々の屋根は急を要するもので、そんなに時間をかけていたら次にどんなことが起こりうるかわかりゃしない。それにこっちが一方的な被害者なのに、どうしてそんなにお金をかけなきゃいけないんだ!? わたし「あんたはどう思ってるの?」 おっと「ぼくはこの時点で弁護士を辞めさせたら、彼らすごい怒ると思うんだよね。せっかく紹介してくれた君の同僚にも悪いし。。」 そんなうやむやな発言にわたしの気は弱くなった。「えっとさ、そういうことじゃなくて考えてみてよ?今まで何度催促してもちっとも奴らは修理に来てくれなかったし、やっと来た、と思っても瓦をちょっと動かすぐらいで何の解決にもなってなかったじゃない?だからここで裁判になる事を恐れて示談にしたら、また元の木阿弥だと思うんだよ。まだ裁判になるって確定したわけじゃないし、もう少しこのまま弁護士に任せてみようよ。」 その言葉を聞いて、おっとは決心がついたようだ。「そうだよね、ようしっ!もうレダおばさんには返事しない。これがぼくの答えだ!!」
それから、他の事を考えるようにして気を紛らわせていたところにこのプリントが出てきたのである。 わたし「これ、いつ受け取ったの?」 おっと「割と最初の方だよ。」 わたし「これで本当にやってくれるなら、それでよかったじゃない?これのいったい何がわたしたちはダメで、奴らに弁護士を雇わせるぐらいの戦争になったの?」 おっと「覚えてる?家の設計図の変更の市役所への手続きに700ユーロ払ったのに、奴ら変更しなかったでしょ?あれの変更と弁護士代を奴らに負担させるように仕向けたからさ。」 わたし「。。。はあ。」 おっと「奴ら、家の設計図の変更の市役所への手続きはしたって言い張るんだ。ぼくは素人だからわからないけど、契約書の中の設計図は変わってないでしょ!?奴らはそれを不服としていたんだけど、工事をただでやらせる上(←わたしたちとしては当たり前だと思っているのだが。)、今回の弁護士代を上乗せされて、とうとう切れて弁護士を雇ったみたいなんだよ。」
わたしはもうこうなっては屋根さえ普通に住めるようになればいい、と思っているだけで。。。こんな普通の望みがどうしてこんなにこじれてくるんだ!?
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