テーマ:家を買った後のこと。(374)
カテゴリ:家探し、購入から入居まで
最近脳みそが腐っていく気がします。
会社にいるときのほうが時間がないのにマメに楽天やメールをチェックしていて、家にいるとさっぱり。。 Naocci、心配させてごめん。生きてるよ。 やっぱりわたしは専業主婦向きじゃないのだろうか? ***** 近況を書けば先週金曜日、とうとう裁判所の書類にサインした。これから本格的な裁判が始まる。 弁護士を雇った当初は、どれだけ不動産屋を催促しても放置されたままの、家の屋根の工事を促するためだけのつもりだった。 しかしわたしたち側の弁護士の調べによると、違法建築、料金のだましどり、など多々目をつぶっていられない問題がどんどん噴き出したため、全ての責任を不動産屋に追求した。 すると今までダラダラとした態度であった不動産屋が逆切れしたのである。 わたしたちは不動産屋とは、もう弁護士を通じてでしか、話し合いに応じなかった。 すると奴らはブローカーであるレダおばさんを使って、最初はこの間の日記でも書いたように彼女からわたしたちに示談にするよう、説得を試みたのだが、それがダメだとわかると、なんとレダおばさんにまずわたしたちに電話をかけさせて、電話を替わり、脅迫してきた。(脅迫内容はほぼShionさんの4月6日の予想通り。さすが(▼▼メ な死怨さん!違) やっと本性を現したのだ!! レダおばさんは電話を聞いて怯えてしまって最後に電話を替わり「わたし、もうこれ以上関わり合いになりたくないから放っておいて。」とわたしたちに言った。 わたしたちもこれまでの人生、脅迫など受けた事がなかったので、必要以上に怯えてしまったのだが、その後、弁護士ときちんと話し合い、容赦なく闘う事を決意した。 ちなみに我々の弁護士はわたしの結婚媒酌人であり、友人であるアルマンドのお姉さんアントネッラである。 アントネッラ「。。。今更言ってもしょうがないんだけどね、あんたたち他人を信用しすぎ。いい人過ぎたらイタリアでは生きていけないのよ。特にこんな大きな買い物をする時はもっと疑ってかからないと。。。ああ、なんでもっと早くに相談してくれなかったの!?誰か他に相談するひとはいなかったの?」 まったくである。 本契約に至るまで、いろいろと「???」と思うところがあったのは、これまでの日記にも多少書いている。 しかしいつも最後には悪徳軍団にせかされて、よく考えもせずOKを出したりうかつに署名してしまっている。 こんな我々のうかつさも積もりに積もって本来ならば必要のない痛い大きな出費と、悩みと精神的苦痛を抱えなければならないはめになったのだ。 2人して「ガイジン」という立場も弱い。こんなプライベートなことを相談できる経験のある年長者の親戚も知り合いも周りにいないのが哀しい。 アントネッラの説によるとレダおばさんも、家のローンを融資している銀行も、家の契約の時に立ち会った公証人も、不動産屋悪に目をつぶっている疑いがあるらしい。 つまり、家を探し始めた時点、レダおばさんに頼んだ時点からわたしたちはまんまと奴らの罠にはまっていたわけである。 まるで今の気分は「飛んで火に入る夏の虫」のちっぽけな虫そのものだ。 (そ~だよな。。。事のはじまりはおっとが「友達の親戚のレダおばさんに頼もう!友達の親戚なら信用できるでしょ?」ということだったけど、ふたを開けたらめちゃめちゃ遠い親戚だったし。。) 「ピュアガイジン」という立場で、イタリアに親族も誰もいない者は、家を持ってはいけない、ということなのか? 今までの思い当たるいろいろなうかつさを反芻して後悔してみたり、「わたしたちが大金を出しているのに、どうしてこんなに苦しまなければならないんだろう?」と思うと、悔しくて夜も眠れない。 去年、家の本契約をしたのは4月21日。 あの時ははじめて自分たちの家を持ったことに実感が湧かないまま署名した。 あの時考えていたのは、ようやく大家の目も気にせず家の中を好きに出来るし、家賃を搾取され続けたまま終わるだけの借家生活からの脱出を喜んでいただけだった。 まさかちょうど1年後、裁判がはじまるなんて露とも思わずに。。。。はあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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