カテゴリ:エクアドル人のおっとを持つと
みなさんにご心配をおかけしているようなので、まずは昨日の帰り道の報告。
往き以上にこわかったです! 帰りは往きと違って2つ坂を上り下りしなければならず。。。しかも田舎道だから道路上にもトラクターなんかが撒き散らした砂があって、カーブごとに滑りそうになってヒヤヒヤ。両足をほとんど路面につけて、時速5kmでノロノロと帰りました。 今朝は会社に遅刻の予告をして、遅い時間の始発(始発が8時って、あんた。。。汗)のバスで駅に行きましたよ。帰りの最終バスは18時終わりなんで、19時半に田舎町に着くわたしは、どうしようかと悩んでいます。 **** 前後が逆になってしまった。 先週土曜日、はじめておっとの初の従業員となるかもしれない「かっちゃん」に会った! ミラノという街は狭い。実をいうとわたしは、とあるルートから、まだ見ぬかっちゃんのことを耳にしていた。 「若いかっちゃんには、なかなか強力なイタリア人の婚約者がいて、前の職場では彼女がかなり揉めたらしい。」 その話と履歴書写真からイメージする事後面接は: たけり狂うトドとそのそばで玉乗りをする小オットセイ VS ヤギ。 ど。。。どうする??? 別にうちではかっちゃんを採って喰おう!などとはもくろんではいない。だが、おっとが考えている就労条件で満足するだろうか? その強力なイタリア人の婚約者が気に入らなければ切れて、逆に採って喰われそうではか!!?? OOOOOOOOOOOOHHHHHHHHHHHHHHHHHHH,NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!! ああ、もうっ!!!!ど~して我が家には次から次へと、こんなに問題が発生するんだ!おっと、なんであんた、研修に通わせる前に5分でもいいから、面接しなかったのかなっ!?←国際離婚思想率上昇。 おっと「大丈夫、就労条件に関してはウイリアムとよく相談して決めるから。」 おっとの幼なじみのウイリアムはすでに数台のトラック、ワゴン車を持っていて、複数の従業員を使い、着々と事業を拡げて行っている。きっと彼は経験上、適切な助言をしてくれるだろう。 わたしはほっとして「いつ彼に遭うの?」と聞いた。 おっと「えっと、かっちゃんに会うのが土曜の夜で、ウイリアムが日曜。」 OK。 え? あほうううううううううっ、順番が逆やろう、ぎゃ、くっ!!!!!!!!!! というわけで、わたしはウイリアムを金曜の夜、無理矢理夕食に招待したのである。 そしてわたしはおっとのそばにへばりついて、ウイリアムの助言を熱心に聞いた。 ウイリアムはさすがに「ラテンキング」(←ジェノバを拠点にミラノまでも勢力を伸ばしている南米人ギャング団。)と呼ばれるだけあって(たぶん嘘)、大ボスの落ち着きがある。 わたし「かっちゃんって、実はこ~ゆ~ひとなんだけど。。。何かの拍子に暴れられるかもしれない。」 おっと「こっちの条件を飲めないんだったら、他の人を探すよ。」 研修させといて、それはないだろうっ!? ウイリアム「相手の出方を見ながらうまく駆け引きするしかないな。」 ←さすがに言うことが違う! しかし、駆け引き。。。。おっとに唯100ぐらい欠けている能力のひとつだ。そんな高度な技、おっとに出来るわけがないっ!! わたし「ウイリアム。。。明日の夜、暇だよね?」 ウイリアム「う、うん?」 おっとは消え入りそうな声で「もしよかったら、その。。。かっちゃんと一緒に夕食に来てくれない?」 ウイリアムはバンッと立ち上がった。「マルちゃん!お前はもうすぐ、社長になるんだぞ?『来てくれない?』じゃなくて、『明日は必ず来なさい!』と言い直せっ!!」 おっと「ウイリアム、明日の夜は必ず来なさい。」←なんかギクシャク。 OOOOOOOOOOHHHHHHHH,YESSSSSSSSSSSSSS!!! わたしとウイリアムは揃ってパチパチと拍手した。 どうでもいいことだが、わたしと彼は同じ誕生日のしし座である。 長くなりそうなんで、つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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