テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ご近所物語
先週金曜日、コックさんからわたしに電話があった。
コックさん「明日、1回お宅に伺って、もう一度ミラノに戻ります。」 わたし「なんで?」 コックさん「荷物が増えちゃって、1回で運べなくて。もしかしたら3回になるかもしれない。」 わたし「ふう~ん。」 わたしはコックさんが言いたいことがわかっていた。しかし、いつもこのパターンででしゃばり過ぎて余計な親切をしていたので、意地悪く向こうから「おねがい、クルマで迎えに来て。」の言葉が出てくるまで黙っていることにする。 しかし、いつまで経っても出てこない。ついにわたしは我慢が出来なくなって「まあ。。。そうだね。。。そういうことならちょっとおっとに相談してみるよ。」と言ってしまった。ああ、アホやな。 しかしどこまでも意地悪なわたしはおっとに言わないまま放っておくと土曜日の朝コックさんからおっとに「今から行きますから。」と電話があった。 おっと「うんわかった。で、荷物は?多いの??え~、電車で2回も往復なんてしなくていいよ、迎えに行くよ。ワゴン車が必要?え?クルマで充分??わかった、すぐに行く!!」 ふ、どうせこういうことになることはわかってたんだけどね。 **** こうしてコックさんは土曜の朝にやってきた。 この日は金曜日にサルデーニャ島に向けて旅立つコックさんのお別れパーティ。おっとは遭う人、誰でも誘っていたので招待客は11人に膨れ上がった。 おっと「これだけの人数になるとピザだな。」 買出しを済ませて家に戻るとおっととコックさんはさっそくキッチンを片付けてきれいに台を拭き、その上で小麦粉を練りだす。 その姿はそば打ち名人か、パン屋さんのようである。ひととおり小麦粉を練り終わって寝かせると、その間にオードブルを作る。この手際の良い共同作業の光景はまるで わたしはその間に干していた洗濯物をしまって、部屋を掃除していると、ご近所のカルラ夫婦がテーブルとイスを持って来てくれたのを皮切りに、続々招待客が集まってきたのであった。 ちなみにこの日のメニューは オードブル: 生ハム&フルーツ←イチゴ、マンゴ、メロン、桃を使用。生ハムにはメロンが規則だと思っていたが、他のフルーツとでも結構おいしい。 ちずMILANOさんお持たせの巻き寿司詰め合わせはあっという間になくなった。 メイン: 各種ピザ ←1枚づつ焼いて、切り分けてなくなるとまた焼いて、の繰り返しで結構な量を食べた。 デザート: カルラお手製のテイラミスと目目さん18番のヨモギケーキ。 ひたすら食べて、飲んで、しゃべって、楽しかったとさ。 めでたし、めでたし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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