テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:本当にあった怖い話
なんか昨日から忙しい。
毎火曜日は仕事が締め切り前で忙しいので、体調が悪くても、なるべく行くようにしている。 なのだが。 わたしとペアのマッシモが月曜から産気づいた奥さんに付き添っていなくなってしまった。 可哀想に奥さんはまだ産まれなくて苦しんでいるらしい。 月曜の朝、苦しみだした奥さんを連れて、かかりつけのミラノの中心にある病院に行くとすでに産気づいた女性が40人も待っていたそうである。汗 しかも37人がムスリム系の外国人。滝汗 病院に「午後3時ごろ、空きましたら電話します。」と言われてマッシモたちはしかたがなく家に戻って待機したそうだが、3時が過ぎても当然電話などなく、よろよろの奥さんを連れてもう一度病院に行くと、夜まで待たされたあげくやっと入院して待機の状態となったらしい。 で、マッシモは今か今かと今日までほとんど寝ないで待っているらしい。 それはお気の毒、というかめでたい、というか、いいのだけど。 突然わたしの身に締め切り直前の仕事が降って来やがったっ!!!! おかげで昨日は地獄を見た。 残業の末、やっと100枚近くにおよぶプリントアウトの処置をして、そこにまだ残っていた2人の同僚たちに「プリンターが稼動しているからPC消さないでね。」と頼んでやれやれと帰宅。 今朝、出勤したら3枚しかプリントアウトされてなくて、PCは消されていた。_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○ OOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH、NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!! あまりのショックに笑ってしまった。涙 しかしこの2人の同僚たちに聞いても、彼らは消していない、という。 ミステリーだ。 誰かわたしを呪うものが、遠隔操作で消したのだろうか?? ミステリーといえば先週のある日の午後。 マテオ「MACのモニター、貸して欲しいんだけど。。。どこ?」 我がデザイン室全員「え?」 驚いたのも無理もない。 気がつかないうちに我が社でたった1台のMACのモニターがデスクの上からなくなっていた。わたしはサルデーニャにいたから知らなかったが、先々週は仕事で少しマッシモが使ったので、あったという。 MACはめったに使わないので、プログラマーたちが新しいプログラムのテストをするために、時々モニターを借りに来る。 わたしたちが会議などで全員席をはずしているときに黙って持っていくこともザラなので、気がついてはいたが、てっきりマテオたちプログラマーが、彼らの部署に持っていったのだと誰が言うこともなく、暗黙の了解をしていたのである。 マッシモ「。。そういえば、キーボードも本体も全部ないよ!!」 ここでやっと社内は蜂の巣を突付いたような大騒ぎに発展した。 マテオに言われるまで気がつかなかったぐらい、会社内は正常な状態だった。 慌てて各部署、何か他にも盗まれていないかチェックした。 そして新たに盗難が発覚したのは、技術部に隔離して置いてあったMAC関係のソフト。 明らかにMACを使うために誰かが盗んだのだ。 そして秘書の机の中に入っていた先日購入したばかりのSKYPEで会話するための新品のヘッドホン数本。 以前にも我が社は何度か泥棒に入られている。 でもなんかおかしい。 今までは朝一番のものが、あちこちに散乱する書類と、破られた窓などを発見する、というパターンで、いかにも「泥棒に入られたオフィス」だったのだ。 だが、今回は違う。 上記のものが忽然と消えただけで、社内は荒らされていない。 今朝のことといい、大いなるミステリーである!!! そして、騒ぐだけ騒いで、誰も原因追及に乗り出していないのも、我が社のミステリーなのだ。_| ̄|○ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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