テーマ:旦那さんについて(2446)
カテゴリ:エクアドル人のおっとを持つと
昨日今日と、知ってる人、知らない人、実際はしらないけどブログ上では知ってる人、たくさんの方にコメントやメッセージ、電話やSMSをいただいて、なんかみなさんに申し訳ない思いでいっぱいいっぱいです。
まずは多くのみなさんが、こんなわたしのちっぽけな悩みなど比べ物にならないぐらい、大きな悩みを抱えているのに「苦しいのはあなただけじゃない、一緒に前向きに頑張ろう!」と励ましてくれたこと。 そんなみなさんの隠された事実に、驚きました。そんな辛いことを打ち明けてくださった優しさに涙がチョチョ切れました。 その中でみなさんと同じように励ましてくれたのだけど、わたしとは少し違う状況の方のメッセを読んでだいぶ考えさせられました。 たぶん海外在住の女性だと思うのですが、旦那さまが心の病で、彼女が生計は全部自分だけで立てているのに疲れて離婚を決めかねている。 わたしはそれまで、励ましのメッセージをくれたかたに、迷惑も顧みず更に愚痴愚痴と思いのたけをぶつけるように返事をしていたのですが(この場を借りて、ど~も、申し訳ありません!!)、この方への返答、となったときにキーボードを打つ手が止まりました。 流産って、病気じゃないけどわたしが2度目の妊娠中は産婦人科医に「安定するまで会社を休んで自宅で家事もしないこと。」という処方箋をもらって、2週間ほど寝たきり生活、つまり病気のような状態を送ってたわけです。その間おっとは毎夕方、帰宅すると黙々と夕食を作って、洗濯もして、掃除もいつもは化学洗剤使いまくりなのに、わたしの身体に妙な化学変化が起きないようにと、水拭き掃除に切り替えてしたり、と気を使ってた。 流産まぎわ、何度も出血があって、そのたびにわたしが大騒ぎして昼間に呼び出しても、仕事を中断して飛んできて病院に連れて行ってくれた。 こんなにしたにもかかわらず、わたしは流産してしまった。 そういえば足の骨折のときも一度はいらいらしたおっとに「早くよくなって自分のことは自分で出来るようになってよ!」と叫ばれて傷ついたけど、おっとは動けないわたしの身体を洗ったり、わたしのしていた家事を全部しなくてはならなくなったり、仕事の合間をぬって、病院の検査についてこなければならなかったり、相当疲れてたと思います。 メッセージの彼女の気持ちが理解できるような気がしました。 ここまでしているのに、求めているわけではないけど何の見返りもない。。。 ギブアンドテイク。 金八先生じゃないけど「人という字はひととひとが支えあって生きているものなんだ!」ということをヒシヒシ感じました。 そうやって考えたら、おっとが荒れてたのもなんか理解できてきた、というか。 とりあえず今回の場合、おっとがわたしの気持ちも多少は理解し、反省の色を見せているから、一度は許そうと思いました。 わたしだって、人生やり直すには、出来るだけ早いほうがいいから、だから一度きり。2度目はきっとないとは思います。 昨夜もわたしの気持ちを取り戻そうと愛(?)のジェスチャーに懸命なおっとにその気持ちの変化を説明して「ありがとう。」と言いました。(恥ずかしいのでかなりふてくされて、ですが。) おっと「あ。。。そんなの当たり前じゃない。まあ、何にも言われないより「ありがとう。」と言われたほうがうれしいかな?」ととまどってました。 こんなプライベートなことを、不特定多数の方が見られるブログに書くわたしというのは、もしかしたら露出狂の気があるのかもしれません。 というか、そんなこと承知で、どんなコメントが返ってくるか予想は簡単につくのに、あんなみなさんの同情を引くような日記を書いてしまった自分の弱さがイヤになりました。 でも、みなさんにいただいたメッセージがなかったら、わたしは到底この境地に至れなかったと思います。 ちょっと気持ちの回復に頑張ってみます。さんざん悩んで気持ちが変わってしまったんだもの。頑固かもしれないけど、きっともう元の気持ちに戻れない気がしてました。でも見方が変わりそうです。 結婚3年目も過ぎたというのに、まだまだわたしは修行が足りないのだな、と思い知らされました。 結婚って、ほとんどの大人がしているという、当たり前な形なのに、奥が深い。。。結婚生活を上手に何の問題もなくされてるかたは、よほどの「結婚の達人」だと思わざるおえません。 本当にみなさん、ありがとう。わたしの家は外国で、家の周りにはなんにもない田舎だけど、こんなにたくさんの心強いひとたちに囲まれている、と思うととてもうれしいです。ぴったり当てはまる言葉が見つからないのですが、とても感謝しています。 こんな弱小者のこざかしいブログではありますが、改めて、これからもよろしくお願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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