テーマ:旦那さんについて(2446)
カテゴリ:エクアドル人のおっとを持つと
そういえば、最近日記をさぼっている。
忙しいのもあるのだけど、「おっとのお出かけについて行く」という冒険をあまりしなくなったので自然にネタが減った。 おっとはネタの元だったのである。 というのも今年の初めから、わたしは体調不順だし、一緒に出かけたところで苦行なだけで違和感を感じまくりだし、こうしてだんだん一緒に出かけることが減っていって、そのうちいつしか「夜に一緒に出かけるなんてとんでもない!」気風ができあがってしまっていた。 しかし先日のへたれ日記を書く前、おっとはこのことに反省し「2度とこんな一人お出かけはしない!」とのたまったのである。 わたし「ふ、ヤギなんてどうせ口先だけ。」 「違うよ!本当だよ、ぼくの言葉を信じろ!!」と本気で怒るおっと。 わたし「わかった。何日続くか楽しみにしておくよ。」 おっと「2度としないって、さっき宣言したばかりだろっ!」 わたし「。。。。。。」 あれから何日経っただろう? 先週末、おっとは再び朝帰りをした。←予想通り早い。 あ、でも、さすがに今回は一人で出かけ辛かったらしく「一緒に行こう!」と言ってきた。 行く先は近所のペルー人やもめ達の館。 イタリアンカントリー風の家のなかは古びた額入りの風景画やら少女の横顔が等間隔に飾られてあるのだが、その隙間の壁にセクシーダイナマイトな女性のポスターが等間隔で貼ってある。 テーブルの上もソファの上もいつ行ってもいろんなガラクタでごちゃごちゃしていて、それらをズズズズズ~~~とよけてビールを12~13本ほどドドンッと並べ、全員がたばこをスパスパやりながらビールをちびちび飲んでダラダラスペイン語で エロ話らしきものをしている。 そしてたまにわたしに振り向いてイタリア語で「ねえ、友達に独身のセクシーな日本人いないの?」と聞いてくるだけだ。 そんなところに「一緒に行こう!」???? わたし「。。。行かない。」 おっと「いいんだな、行かないんだな?これはぼくが強制したことじゃなくって君が選択したんだぞ。」 わたし「。。。。。。。」 おっとはバツが悪そうに出て行った。 だから、そういうことじゃない。 おっとが家を出てから約2時間後、わたしが風呂に入っていると電話がかかってきた。 何事か、と慌ててビショビショのままバスタオルを巻いて浴槽を飛び出して電話を取る。 おっとは酔っ払った声で「ぼくが変なところに一人で行ってない証拠を見せる。」 なんだ、なんだ? おっとの友達のチェーザレに替わった。「いくきーと、心配するな。マルちゃんはぼくんちで男ばっかりで喋ってるだけだよ。」 わたし「わかってるよ、だから?」 チェーザレ「だから女と浮気してないから怒るな、って言いたいんだ。」 わたし「怒ってないし、浮気してるとも思ってないよ。ただ、簡単に自分からたてた誓いを破ったことに気を悪くしてるわたしです。」 チェーザレ「??わからないから、マルちゃんに替わるよ。」 おっと「わかっただろ、これで。」 わたし「わかってないよ、あんたがちっとも。『2度とこんな一人お出かけはしない!』ってこの間言っときながら、よくも簡単に自分で立てた誓いを破れるね?」 おっと「だから一緒に行こうって言ったじゃないか。」 わたし「。。。もういい。わたし風呂に入ってる最中に出てきたから身体が濡れてて寒いの。電話切る。」 おっと「怒ってる?君は一生ぼくを監禁して家から出さないつもりなの?!」 わたしは電話を切った。 ちっともわかってない。だから、そういうことじゃない。 それこそおっとが誓いを立てたとおり「こんな一人おでかけ」をしないつもりなら、わたしを本当に連れて出て行くつもりなら、同じ夜のお出かけでも、一緒に軽く飲みに行くとか、映画を観に行くとか、ラテンクラブに行くとか、(お金ないけど)他に方法があるだろう。 現在のおっとは、わたしがおっとが夜出かけることを許さない、と思っている。 わたしだって、毎晩は遠慮したいけど、夜のお出かけは好きだ。 しかし、場所と連れと場合と時間による。 おっとのヤギ仲間とヤギ小屋で意味もなく酔っ払って夜を明かすパターンなんて、もううんざりなのだ。 おっと「じゃあ、君が計画してよ。」 わたし「2人で軽く飲みに行くとか、映画を観に行くとか、ラテンクラブに行くとか。。」 おっとは笑顔で「素晴らしいアイデアだ!(←笑顔に無理がある。)でも、そんなお金がどこにあるのかな?」 わたしは淡々と「じゃあ、あんたの友達の家に毎週買って行くビール箱のお金、どこの口座から出てるのかな、わたしたちの共同口座でしょ?」 おっとはムッと顔色を変えて「たまに同郷の人間と息抜きをして何が悪いんだよ?ビール代なんてこれっぽっちじゃないか?」 わたしは怒りを抑えながら「これっぽっちって、ダースで買ったらいつも20ユーロとかじゃないの!?それを毎週繰り返してるお金を勘定したら映画やラテンクラブはおろか、その月に一回は旅行も出来るわよ!?」 おっとは売り言葉に買い言葉で「わかった。一人でどこにでも旅行に行けばいいじゃない!」 わたしはぶち切れ「あんたが使い果たすから行きたくても行けないんでしょ~っ!!うっき~っ!!!!」 おっと 無視を決め込む。 違う、違うっ。言いたかったのはそう言う事じゃない! AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA。。。 また元の木阿弥。。。。。。。。。。。。。。。。_| ̄|○ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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