テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ご近所物語
昨日はピエモンテから楽天のお友達Katia66さんが我が家に来てくれた。
彼女は旦那さんと2人で大のヘビメタファンで、昨日も夜からのミラノでのヘビメタのAMON AMARTHのコンサートに行く前に寄ってくれたのだ。 わたしは旦那さんを見たことも、もちろんKatia66さんもまだ見たことがなくて、会うまでに想像を膨らましまくっていた。 旦那さんは腕にタトウが彫ってあって、背中に墓場の彫り物をすることが現在の目標って言ってたっけ。 ピエモンテといえば、山の幸食道楽だから、旦那さんはきっと山のようにでかくて赤ら顔で、でもヘビメタだから(ヘビメタって全然知らないけど)、きっとムキムキで腕と背中はホラーな彫り物でいっぱいで。。。。 奥さんのKatia66さんはきっとたくましい女性なのだろう。 3歳の息子くんはきっともうタテガミが頭部に突っ立ってるに違いない。 数日前に我が家への来かたを説明するために電話する。 シャキシャキとしたKatia66さんの声の向こうで旦那さんと息子君が吠えていた。 ああ、やっぱり。 すごいな~。こわいもの(?)見たさでワクワクした。 そして約束の昨日。 さすがに日本人のカップルは時間に正確。というよりも30分も前にしかも道に迷うことなく(我が住所の通りはまっすぐではなくロの字になっていて、最初は誰もが絶対迷うのだ!)Katia66さんカップルは到着した。 クルマはよく彼女の日記に登場する旧型のチンクエチェントかと思いきや、真っ赤なアルファロメオの新車だった。かっこえ~。 そして助手席から出てきたのは、すらりとした関東美人でおっとは「をを!」とベランダから身を乗り出す。 次に運転席から、旦那さんが降りてきた。 彼は全身黒尽くめでヘビメタのイメージをはずさなかったが、びっくりしたのはKatia66さん同様、細身のええ男だったのだ! な~んだ。。。違) まったくブログの文面でひとを判断してはいけない。 さっそくアペルティーボをテーブルに並べたのだが、がっついているのはおっとだけだ。 わたし「遠慮しないで食べて食べて。」 Katia66さん「高速のインターチェンジで食べてきたから。」 と遠慮(?)している彼らの前で4人分のおつまみを口に放り込んでいるおっとがだんだん「千と千尋の神隠し」の豚に変化していくお父さんに見えてくる。そういうわたしはお母さんだ。ハッとしてポテトチップに伸ばしかけていた手を留めた。 旦那さんはとにかくおもしろいひとで、しゃべりまくり、そこにたまにぼそっとKatia66さんが入れる突込みのタイミングが絶妙である。 旦那さんはピエモンテのひとではなく、シチリア人とべネト人のハーフだそうだ。だから、といっちゃなんだが、この細い身体と笑いのツボに納得がいった。 アペルティーボを一通りおっとが食べ終わった後、お土産のピエモンテのお菓子をみんなで食べてわたしを除くヘビメタの話に盛り上がっていた。 わたしは今まで聖飢魔IIもヘビメタだと思い込んでいた大ボケ野朗である。(隼瀬さん、スマン) しかしおっとがヘビメタのことを知っていることは新たな発見だった。 次は彼らの家に行く約束をして、Katia66さんはヘビメタルックに着替え、彼らは颯爽と真っ赤なアルファロメオで去っていったのだった。 あ~、かっこよかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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